近年、DVDやブルーレイの普及でビデオテープを使う機会がめっきり減ってきましたね。
家族の思い出も今ではスマホで動画を撮るのが主流になっています。
昔のアニメや映画のビデオテープが今でも実家で大量に残っていたりしますよね。
- 実家の整理をしたいけど、燃えるゴミに出していいの?
- 家族との思い出が詰まってるんだよなぁ
- ビデオテープが大量にありすぎてどうしたらいいかわからない!
- カビが生えてるけど売れたりしないかな…
などなど、引っ越しや断捨離などでビデオテープの処分方法に悩んではいませんか?
この記事ではビデオテープを処分する方法や捨てるときのコツ、データ化の方法を紹介していきます。
自分に合った処分方法がきっと見つかります!
- ビデオテープの処分方法
- ビデオテープの処分費用
- DVDにデータ化する方法
- ビデオテープを捨てる際の注意点
- 信頼できる不用品回収業者の選び方
ビデオテープを処分する6つの方法
処分方法としては大まかに6つあります。
要チェック POINT!!
- 自治体でゴミとして捨てる
- 粗大ゴミとして指定収集場所へ持ち込む
- リサイクルショップ
- オークション・フリマアプリに出品する
- 知人に譲る
- 不用品回収業者へ依頼する
それぞれ解説していきましょう。
自治体で燃えるゴミとして捨てる
お住まいの各自治体に回収してもらう方法です。
基本的に燃えるゴミとして捨てることができます。
ビデオテープは硬めのプラスチックですが、中身のテープが処理施設で結構悪さをしてしまうので燃やしてしまおうという訳ですね。
一度にたくさんのビデオテープを出すと回収業者に断られてしまうケースがあります。
粗大ゴミとして指定収集場所へ持ち込む
あまりに多くのビデオテープを一度に処分したい場合は粗大ゴミとして指定収集場所へ持ち込みましょう。
郵便局やコンビニ、または現地にて粗大ごみ処理券を購入し捨てる方法になります。
燃えるゴミと比べて費用と手間がかかるので注意しましょう。
リサイクルショップに持ち込み売却する
ブックオフや、ハードオフなどのリサイクルショップに持ち込み売却する方法です。
正直、リサイクルショップや買取業者に査定してもらってもほとんどの場合値段がつきません。
よっぽど昔の映画で、DVD化されていない物があれば何とか値段がつくかもしれないといったところでしょう。
オークション・フリマアプリに出品する
ヤフーオークションやメルカリといったサイトに出品する方法です。
リサイクルショップに持ち込むと同様に、あまり買い手がつきません。
コレクターやレトロが好きな人は買ってくれる可能性はあるので、時間に余裕があれば試してみるといいでしょう。
まとめ売りや、アニメ全話セットで出すと比較的買い手がつく傾向があります。
出品するのにちょっとした登録や紹介文などが必要で、買い手が決まったら梱包や発送などの手間がかかるのですが、自分で料金を設定できるのが利点ですね。
買い手とのやり取りでトラブルが生じたりもするので注意しましょう。
知人に譲る
友人や知り合いに譲る方法です。
しかし、こちらも今の時代なかなか欲しいという人を見つけるのは難しいかもしれませんね。
ジモティーに写真を掲載して欲しい人を探してみるのもいいですね。
欲しい人を探すのが手間ですが、無料で処分できる方法の一つとしてはアリです。
不用品回収業者へ依頼する
大量のビデオテープの処分では不用品回収業者に依頼しちゃった方が断然楽です。
運び出しから積み込み作業・処分まで全部やってくれます。
- いらないビデオテープが大量にあって自治体に出すのがめんどくさい
- 売却する暇がない
- 実家の片付けをしなくちゃいけない
- ビデオデッキもいらないから一気に処分しちゃいたい
そんな場合にも不用品回収業者は即日対応してくれたりする心強い味方です。
不用品の量に応じて回収の費用が発生するので、不用品の回収料金や日程をよく確認しましょう。
ビデオテープの処分費用比較
自治体で粗大ゴミとして捨てる場合と不用品回収業者に依頼したときの相場比較です。
処分品目 | 各自治体 | 不用品回収業者 |
ビデオテープ (45ℓ袋1つ分) | 200円~600円 | 1,000円~2,000円 |
ビデオデッキ | 400円~1,000円 | 500円~1,000円 |
粗大ゴミで捨てる場合は処分場所に持って行く手間が加わります。
不用品回収業者は出張費が掛かってくる業者も多くあるので、どちらも一長一短といったところですね。
ビデオテープをDVDにダビングしてデータ化しよう
ビデオテープは日に日に劣化していきます。
せっかく残しておいたのに、再生できなくては困ってしまいますね。
家族との思い出が詰まっているビデオテープは早めにDVDなどにダビングし、データとして残しておきましょう。
データ化することにより、劣化の心配や収納スペースに困ることもなくなります。
簡単にビデオテープをデータ化する方法を紹介します。
ビデオデッキとDVDレコーダーを使い自分でDVDにダビングする
-
用意するもの
- ビデオデッキ
- DVDレコーダー
- ビデオケーブル
- 録画用DVD
ビデオケーブルでそれぞれ接続しましょう。
DVDレコーダーに録画用ディスクを入れるのを忘れずに。
停止してダビング終了です。
ディスクにラベルを貼って内容がわかるようにしておきましょう!
ビデオデッキとパソコンを使ってDVDにダビングする
- ビデオデッキ
- パソコン
- ビデオキャプチャー用ケーブル
- ビデオキャプチャーソフト
ソフトのCDromをパソコンに読み込み、ダビングの準備をします。
ドライバのインストールも必要な場合があるので、ソフトの説明書をしっかり読んでおきましょう。
それぞれを接続して、パソコンがビデオデッキの情報を認識できたら準備完了です。
録画が終了するまで待ちましょう。
録画データはパソコンのHDD内に保存されているのでデータ化としては十分ですが、DVDとしてパッと見てわかるようにしておくのもいいですね。
ダビング代行サービスを利用する
ビデオテープをダビング・再生するのに必要なデッキは残念ながらすでに市販されていません。
リサイクルショップなどで中古を探すのもアリですが少々手間だったりしますね。
ダビングを自分で行うのが難しかったり、手間に感じる場合はダビング代行サービスがおすすめです。
想い出ビデオDVDダビング工房 では宅配で送るだけでダビングしてもらえるサービスを展開しています。
家電量販店に依頼するよりも比較的安価で、気軽にダビングしたい場合には便利です。
また、国内最大級のダビングサービスであるダビングコピー革命では、1本¥598~ダビングが可能。
年間15万本のダビング実績があるダビングコピー革命で、あなたの大切な思い出を次世代へ安心して託してみてはいかがでしょうか。
カビの生えたビデオテープをきれいにする方法!
磁気テープのある空間にホコリが入らない様にかなり密閉されているビデオテープ内部は、カビがとても生えやすくなっています。
湿気の多い所で保管していると一気にカビが生えて再生できない状態になるケースが多くあります。
再生ができないとダビングもできないし、ダビング代行に依頼してもカビ取りで余計な出費になってしまいますね。
簡単にカビを取り除く方法を紹介しましょう。
ネジや各部品をなくさないようにしましょう。
優しく拭き取りましょう。
強く挟むとテープが切れたり伸びたりしちゃいます。
テープなど慎重に取り扱いましょう。
ネジなどしっかり止めておかないと再生中に外れて故障に原因になってしまう恐れが!
ビデオリワインダーといった機器を使用することで安全にクリーニングできますが、現在では市販されておらず中古でも30,000円~50,000円は掛かるので予算とよく相談してください。
捨てる前に個人情報を消そう
家族との思い出が詰まっているビデオテープは、個人を特定できる情報が残っていたりします。
万が一流出してトラブルに巻き込まれないように、断捨離する前に全て情報を消去しましょう。
不用品回収業者の選び方
不用品回収業者の選び方や注意点などを簡単にまとめます。
不用品の量に応じて依頼する業者を選ぶ
処分したい不用品が少量の場合、積み放題などをやっている業者に依頼すると出張費などで高くついてしまう場合があります。
コツとしては不用品が少量の場合は個人事業主へ、ビデオテープやデッキ以外にも大きな不用品がいくつかある場合は大手の不用品回収業者に依頼すると費用が安く済む事があります。
時間の融通が利くところを探す
処分を急いでたり、他にも不用品が大量にある場合はなるべく早く来てくれる業者に依頼しましょう。
料金などのシステムがしっかりしているところを選ぶ
料金や日程に加え、ビデオテープの回収をしてくれるところを探しトラブルが起きないよう注意しましょう。
別記事にて不用品業者を選ぶ際のコツや注意点などを詳しく紹介していますのでご参照ください。
不用品回収業者を探す
エコノバで一括見積する
エコノバ は複数の業者に不用品回収でかかる費用を一括見積りしてくれるサイトです。
自分でいくつも業者を探して相見積りを取るのが面倒だったり、大量のビデオテープ以外にも不用品を処分したい場合は問い合わせてみましょう。
日本全国どこでも対応してくれます。
自分で複数の業者と何度も連絡を取り合って見積りを取る手間が省けて、エコノバ の規定水準をクリアした不用品回収業者を探してくれます。
まとめ
ビデオテープの処分方法やダビングについて紹介してきました。
実家の片付けでビデオテープが出てくる事って結構ありますよね。
私の実家でも日に焼けて再生できない物や再生しすぎて擦り切れそうなものなど、たくさん出てきました。
昔の思い出が詰まっている映像は劣化の恐れがないデータとして残しておきたいですね。
ビデオテープはなかなか保管スペースを取るので、データ化が済んだら個人情報を抹消して適切に処分しましょう。