\ 【2025年秋】最新のおすすめ不用品回収業者BEST12をcheck!/

川崎フロンターレが環境省・川崎市と連携してモバイルバッテリーの回収イベントを開催

サッカーJ1川崎フロンターレが環境省・川崎市環境局と連携し、Uvanceとどろきスタジアムで行われる「かわさきSDGsランドpowered by FDK」において、モバイルバッテリーの回収イベントを開催

サッカーJ1の川崎フロンターレは、環境省および川崎市環境局と連携し、モバイルバッテリーの回収イベントを実施します。試合観戦に訪れるサポーターが不要になったバッテリーを持参すると、その場で安全に回収され、資源として再利用につなげられる仕組みです。スポーツ観戦とリサイクルを組み合わせた新しい試みとして注目を集めています。

イベント概要|Uvanceとどろきスタジアムで行われる回収プロジェクト

川崎フロンターレと環境省の共同企画として、モバイルバッテリー回収イベントが開催されます。サッカー観戦と合わせて環境活動に参加できる、ユニークな取り組みです。

  • 対象試合:2025年9月28日(日)明治安田J1リーグ第32節 川崎フロンターレ vs 柏レイソル
  • 会場:Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(等々力陸上競技場)
  • ブースの場所:場外フロンパーク 野球場前広場「環境省ブース」
  • 時間:15:30〜18:30
  • 回収対象:リチウムイオン電池を使用したモバイルバッテリー

不要になったバッテリーを持参すると、その場で無料回収してもらえるだけでなく、協力者には先着500名にオリジナルハンドタオルが配布されます。このタオルは、繊維そのものが抗菌機能を持つピエクレックス社の環境に配慮した素材で作られており、実用性と環境意識を兼ね備えたノベルティです。

ブース内では、リチウムイオン電池に関する間違い探しも企画。ゲーム感覚で参加できる内容になっており、正しい知識を身につけながら楽しめます。アンケートと間違い探しに参加した方にも先着500名限定で、環境省とJリーグがコラボした特製デザイントレカが配布される予定です。

モバイルバッテリー回収の背景にある火災リスクと資源循環への期待

家庭に眠ったままのモバイルバッテリーは処分が難しく、ごみに混ぜて出されるケースが少なくありません。全国のごみ収集車や処理施設では、リチウムイオン電池が原因の火災が相次いでいます。小型でも衝撃や圧力で発火する危険があるため、安全な処分方法と回収ルートの整備が急務に。

そこで環境省は2025年度から「リチウムイオン電池による火災防止強化キャンペーン」を始めました。今回の川崎フロンターレとの企画は、その第1弾として位置づけられています。

市民に正しい回収方法を示すことは、火災を防ぐだけでなく資源の再利用にもつながります。暮らしの安全と循環型社会の実現を同時に進める取り組みです。

川崎フロンターレの姿勢|地域密着と社会課題への取り組み

川崎フロンターレは、これまでも環境保全活動やスタジアム周辺の清掃、リユースをテーマにした企画を続けてきました。今回のモバイルバッテリー回収もその一環で、観戦の楽しさと環境行動を同時に体験できる仕組みです。

クラブの活動は「地域密着」というJリーグの理念を具現化するものであり、サポーターと一緒に社会課題に向き合う姿勢を示しています。地域からの信頼があるからこそ実現できる取り組みといえるでしょう。

市民・観戦者にとってのメリット

今回の取り組みには、観戦者や地域の人々にとって日常生活に直結するメリットがあります。

普段出しにくいバッテリーを持ち込める
モバイルバッテリーはリチウムイオン電池を含むため、家庭ごみでは処分できず、置き場所に困ることが多い品目です。スタジアムに持参するだけで回収できる点は大きな利便性です。

火災リスクや処理費用を減らせる
不適切に廃棄されたバッテリーが原因で、ごみ収集車や清掃工場で火災が発生する例が全国で報告されています。正しいルートで回収されれば、事故防止と処理コストの削減につながります。

観戦と同時に環境行動に参加できる
リサイクルは後回しにされやすいものですが、観戦イベントと結びつくことで「応援のついでにやってみよう」と思えるきっかけになります。

家庭に眠るバッテリーを整理できる
壊れたバッテリーや古い充電器は、気づけば引き出しや棚に溜まってしまいがちです。今回のような機会が片づけの後押しとなり、家庭の整理と環境貢献を同時に実現できます。

観戦の高揚感と社会貢献を一度に体験できることが、このイベントならではの価値です。

川崎フロンターレの取り組みと地域連携

川崎フロンターレは、競技にとどまらず地域とのつながりを重視してきました。スタジアム周辺の清掃活動やリユース企画を継続し、地域住民と共に環境課題へ向き合ってきた実績があります。

また、Jリーグの理念である「地域密着」を体現する形で、SDGsを意識した活動を積極的に展開。川崎市や地元企業と協力し、スポーツを通じて社会課題の解決を後押ししています。

今回のモバイルバッテリー回収もその一環であり、観戦の場を活かして環境行動を促す試みです。クラブと地域社会の信頼関係があるからこそ実現した取り組みといえます。

今後の展望|スタジアムから広がる循環型社会

今回のモバイルバッテリー回収イベントが成果を上げれば、継続開催につながる可能性があります。観戦のついでに参加できる仕組みは、市民にとって負担が少なく、クラブにとっても社会貢献を示す格好の場になります。

この取り組みは川崎フロンターレに限らず、他のJリーグクラブやプロ野球・バスケットボールなどへ広がる余地があります。各地で同様のイベントが行われれば、スタジアムやアリーナがリサイクルの拠点となり、地域ごとに循環型社会を推進する役割を果たせるでしょう。

「スポーツ×環境」という組み合わせは、ごみ処理の効率化を超えた意味を持ちます。応援の熱気とともに環境への意識を高め、社会課題の解決を後押しする新しい流れをつくり出すことが期待されます。

スポーツ観戦やアクティビティを通じてに未来へつなげる行動を

かわさきSDGsランド powered by FDK で行われるイベントは、スポーツ観戦とSDGsを学ぶ楽しさを同時に体験できる新しい試みです。家庭で眠っているモバイルバッテリーを持ち寄れば、ごみ処理施設の負担と火災のリスクを減らし、資源のリサイクルにもつながります。

スポーツと環境を結びつける取り組みは全国的に広がりつつあり、今回のイベントはその動きを後押しする企画です。試合を楽しみながら社会課題の解決に参加できるこの機会を、暮らしの中で循環型社会を考えるきっかけにしてはいかがでしょうか。


出典

環境省:「小型充電式電池のリサイクルに関するお知らせ
川崎フロンターレ:「9/28 柏「環境省×川崎市環境局 モバイルバッテリー回収」イベント開催のお知らせ

関連記事:【知っておこう】不要なモバイルバッテリーを処分する5つの方法!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!