\ 【2025年秋】最新のおすすめ不用品回収業者BEST12をcheck!/

MEGAドン・キホーテが回収ボックス「PASSTO」を導入|買い物ついでに不要品を処分できる新しい形

株式会社ECOMMIT、MEGAドン・キホーテUNY4店舗に不要品回収サービス「PASSTO」を導入衣類・雑貨の循環促進へ

着なくなった服や雑貨をどう処分するか、悩んで押し入れやクローゼットに眠らせたままになっている家庭は少なくありません。自治体の資源回収やリユースショップへの持ち込みは、曜日や受付時間の制約があり、忙しい生活のなかで後回しになりがちです。

こうした処分の手間を減らし、日常の行動と資源循環を結びつける取り組みとして、リユース・リサイクル事業を手がけるECOMMIT株式会社が、MEGAドン・キホーテUNYの中部エリア4店舗に不要品回収サービス「PASSTO(パスト)」を導入しました。

買い物のついでに衣類や雑貨を回収ボックスに入れるだけで、地域のリユース・リサイクルに参加できます。

導入店舗は愛知・岐阜・三重の4店舗。背景には、中部電力との業務提携を踏まえた地域循環型の回収体制づくりがあり、今後は設置拠点や対象品目の拡大も視野に入れています。

MEGAドン・キホーテ店内に回収ステーションを設置

出典:PR TIMES(株式会社ECOMMIT「資源循環サービスPASSTOを活用」)

設置先は愛知・岐阜・三重・静岡の4店舗。衣類やファッション雑貨を買い物のついでに持ち込める専用ボックスを店内に設置し、誰でも気軽に利用できるようになっています。

対象となるのは、トップス・ボトムス・コートなどの衣類と、バッグ・ぬいぐるみ・フィギュアといったファッション雑貨類。持ち込まれた品物は、再販できるものはリユース品として流通し、再利用が難しいものはリサイクルパートナーを通じて資源化されます。

設置店舗は以下の4か所です。

  • MEGAドン・キホーテ UNY 星川店(岐阜県桑名市)
  • MEGAドン・キホーテ UNY 鈴鹿店(三重県鈴鹿市)
  • MEGAドン・キホーテ UNY 榛原店(静岡県牧之原市)
  • MEGAドン・キホーテ UNY 豊明店(愛知県豊明市)

ボックスの設置場所や注意事項も明記されており、濡れている物や著しく破損した物は対象外。一度投入した物の返却はできないため、持ち込む前に状態を確認しておくことが推奨されています。

生活導線に回収機会を組み込む狙い|“ついで”で進む資源循環

着なくなった服や雑貨は、まだ使えるけれど処分のきっかけがないまま押し入れやクローゼットに積み重なっていくという家庭は少なくありません。自治体の回収日を調べたり、リユースショップに持ち込んだりと、ちょっとした手間があるだけで、処分のタイミングはどんどん先延ばしになってしまいます。

今回の取り組みは、そうした“処分のハードル”を下げることに重点を置いています。人通りの多いMEGAドン・キホーテの店舗内に回収ボックスを設置することで、「わざわざ捨てに行く」ではなく、「買い物のついでに処分する」という新しい行動パターンを作り出します。

この施策は、UDリテール(ドン・キホーテUNY)との連携によるもので、2024年2月に中部電力と結んだ業務提携を背景に、地域での回収体制を強化していく狙いがあります。家庭から出る不要品を効率的に回収し、リユース・リサイクルの参加率を引き上げる地域循環モデルを、商業施設を軸に実現しようとしています。

利用者が知っておきたいポイントと利用時の注意

店舗型の回収ボックスは、誰でも気軽に利用できるのが大きな特徴です。事前の申し込みや細かい分別は必要なく、買い物のついでに立ち寄れるため、忙しい生活の中でも利用しやすい設計になっています。

一方で、汚れや破損があるものは回収対象外とされており、持ち込む際には状態を確認しておくことが欠かせません。店舗によってボックスの設置場所が異なるため、事前に位置をチェックしておくとスムーズです。

項目内容
利便性買い物のついでに持ち込めるため、手間が少ない
受付対象衣料品・服飾雑貨など(破損・汚損品は除く)
回収時間店舗の営業時間内で対応
費用利用は無料
利用時に押さえておきたいポイント

こうしたボックスは、利用者の負担を減らすと同時に、リユース・リサイクルへの参加ハードルを下げる役割を担っています。思い立ったときに持ち込める環境があることで、「捨てるか迷っていた物」を再流通へとつなげやすくなります。

自治体・他社との取り組みとの違い|再流通ネットワークが強み

衣料品や雑貨の回収は、自治体の資源ごみやリユースショップでも行われていますが、回収日や持ち込み場所に制限があり、思い立ったときにすぐ利用できる環境とは言いづらい状況です。PASSTOは商業施設内に拠点を置くことで、生活導線の中に自然に回収機会を組み込み、「ついでに処分する」という行動を後押ししています。

ECOMMIT独自のネットワークを活かし、集めた品物を国内外へ再流通させる体制を備えている点も特徴です。リユース・リサイクル・アップサイクルを組み合わせて再利用の幅を広げており、他地域や他社の取り組みとの差別化につながっています。

今後の展開|全国拡大と対象品目の拡張を視野に

今回の導入は中部地方4店舗が対象ですが、ECOMMITは今後、全国の商業施設や公共空間への展開も見据えています。買い物や外出のついでに持ち込める拠点を増やし、より多くの人が気軽にリユース・リサイクルに参加できる環境づくりを進める考えです。

対象品目についても、衣料品だけでなく雑貨や家電などへ範囲を広げていく方針です。生活動線のなかに回収機会が広がっていけば、リユース・リサイクルが特別な取り組みではなく、日常の延長として自然に根付いていく可能性があります。こうした拠点の拡大は、地域ごとの資源循環を一段と前に進めるきっかけになりそうです。

買い物のついでに参加できる地域循環の土台づくり

クローゼットや棚の奥にしまい込んだままの衣類や雑貨は、処分のきっかけを逃すとそのままになりがちです。PASSTOの回収ボックスは、買い物のついでに持ち込める場所を店舗内に設けることで、処分をちょっとした手間からいつもの行動へと変えていく役割を担っています。

商業施設という生活導線上の拠点を活かすことで、地域全体で資源を活かす流れが生まれる。今回の取り組みは、そうした循環を身近な場所から広げていく具体的な動きといえます。


PASSTOについて|衣類や雑貨を“ついでに”手放せる回収プラットフォーム

出典:PR TIMES(株式会社ECOMMIT「資源循環サービスPASSTOを活用」)

PASSTO(パスト)は、不要になった衣類や雑貨を店舗の回収ボックスに入れるだけで、リユース・リサイクルの流れに乗せられる回収プラットフォームです。特別な申し込みや仕分けは不要で、買い物や通勤のついでに持ち込むだけでOKという手軽さが特徴です。

回収された品物は、リユース可能なものは国内外の流通網を通じて再販売され、難しいものはリサイクルパートナーによって資源化されます。これまで家庭内で滞留しがちだった衣類や雑貨を、日常の延長で“再び活かす”仕組みとして広がりつつあります。

会社概要

運営会社:ECOMMIT株式会社
事業内容:リユース・リサイクル事業、PASSTO運営など
本社所在地:鹿児島県薩摩川内市宮内町1935-3
公式サイト:https://www.ecommit.jp/

関連リンク

出典

PR TIMES:「MEGAドン・キホーテ4店舗にPASSTO回収ボックス設置

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!