廃タイヤの賢い処分方法7選！無料回収や高く売却するコツを徹底解説

タイヤは自治体の通常回収では引き取られないことが多く、重たいし捨て方がわからないからと廃タイヤを車庫や庭に放置しているという人はたくさんいます。

野ざらしのタイヤはスグに劣化して扱いにくくなるうえ、保管スペースも圧迫します。

この記事ではいらなくなったタイヤを処分する7つの方法と費用比較、無料で引き取ってもらえる条件、売却時の注意点や失敗談をまとめました。誰よりも上手にタイヤを処分・売却したい方は参考にしてください。

廃タイヤを処分する前に知っておきたい基礎知識

車のタイヤは多くの自治体で家庭ゴミとして出せません。重さや素材の特性から処理が難しく、誤って放置や投棄をすると法的なトラブルにつながる恐れもあります。

処分を考える前に、なぜ自治体で回収できないのか、どんなリスクがあるのかを理解しておきましょう。

タイヤが家庭ゴミとして出せない理由

タイヤはゴムと金属ワイヤーが複雑に組み合わさっており、焼却処分や通常の埋め立てが困難です。そのため多くの自治体では特定適正処理困難物として分類され、一般ゴミや粗大ゴミの回収対象から外れています。処理には専門業者やリサイクル施設での分解・再利用が必要となります。

違法投棄による罰則と生活への影響

不要になったタイヤを山林や空き地に捨てる行為は廃棄物処理法違反です。違反が発覚すれば懲役や罰金が科され、タイヤ1本であっても責任を問われることがあります。

放置されたタイヤは火災や害虫の発生源となり、地域の住環境を悪化させるリスクもあります。

無料処分・売却・即日対応などタイヤの処分方法を選ぶポイント

タイヤの状態や処分する本数、急ぎかどうかで適した方法が変わります。無料で処分できる方法もあれば、料金がかかる代わりに手間を省ける方法もあります。売却できる可能性がある場合は査定を検討し、費用・時間・手間のバランスを考えて処分方法を選びましょう。

不要なタイヤを無料で処分する方法と条件

タイヤは基本的に有料での回収が多いですが、条件次第で無料になる場合があります。譲渡先を探したり、無料回収イベントを利用したりすることで費用をかけずに処分できます。新品タイヤ購入時の引き取りサービスなども、実質無料になる代表的な方法です。ここでは、代表的な無料処分の方法を紹介します。

自治体の無料回収や期間限定イベントを利用する

一部の自治体では年に数回、廃タイヤを無料で回収するイベントを実施しています。市役所や広報誌、地域の環境センターに告知が出るので事前確認が必要です。イベント時は混雑するため持ち込み時間や本数制限を必ずチェックしておきましょう。

通常の粗大ゴミでは受け付けない自治体も多いのでイベント情報を見逃さないことがポイントです。

ジモティや地域掲示板でタイヤを譲渡する

まだ使用できるタイヤは個人間で譲渡できる掲示板やフリーマーケットアプリが活用できます。ジモティーなどの地域密着型サービスでは、取引相手と直接やり取りして無料で引き取ってもらえるケースがあります。

譲渡時は残溝や年式を正直に伝え、写真を掲載するとスムーズに取引が進みます。

新品購入時の下取りや無料引き取りサービスを活用する

カー用品店やディーラーで新品タイヤを購入すると、古いタイヤを無料で引き取ってもらえるキャンペーンがあります。タイヤを新調する予定がある人は、このタイミングを利用すれば処分費用を抑えられます。

キャンペーンは期間限定のこともあるため、購入前にサービス内容を確認すると安心です。

タイヤの処分方法と料金を徹底比較｜条件別に選べる7つの手段

タイヤを処分する方法は複数あり、それぞれ費用や手間が異なります。ここでは代表的な7つの方法を紹介し、料金や特徴をまとめました。自分に合った処分方法を選ぶための参考にしてください。

処分方法	料金目安（1本あたり）	メリット	注意点
自治体に依頼	200〜400円	安価に処分できる	対応していない地域が多い、回収日が限定される
ガソリンスタンド	200〜400円	交換と同時に依頼できる	セルフスタンドは対応外が多い、店舗により料金差あり
専門店・カー用品店	400〜500円	新品購入・交換と同時に処分できて効率的	店舗により料金差がある、単品処分のみは不可の場合あり
ディーラー・整備工場	200〜400円	点検・メンテナンスと同時に処理できる	タイヤのみの持ち込みでは断られることがある
中古買取店	無料〜買取	状態が良ければ現金化できる	セットでないと買い取られない、年式が古いと不可
オークション・フリマ	無料〜販売利益	価格を自分で設定できる可能性がある	出品作業・梱包・発送の手間がかかる
不用品回収業者	1,000〜2,000円	即日対応や大量処分に強い	料金が高め、無許可業者には注意

自治体でタイヤを処分する方法｜対応地域と利用の流れ

自治体によっては廃タイヤを回収してくれる場合があります。ただし、常時対応ではなくイベント回収日限定や小型タイヤのみといった条件付きが多く、通常の粗大ゴミ回収では受け付けていません。

対応地域であれば1本あたり200〜400円程度と比較的安く処分できます。利用できるかどうかは必ず自治体の公式サイトや窓口で確認しましょう。

項目	内容
対応範囲	一部自治体のみ（常時回収は少なく、イベント回収や小型タイヤ限定が多い）
料金目安	1本あたり200〜400円
申し込み方法	自治体サイトや電話で事前予約
持ち込み先	清掃センター・廃棄物処理施設
メリット	費用が安く、適正処理されるため安心
デメリット	対応地域が限られ、持ち込みや回収日が限定される
処分時の注意点	対応可否・条件を必ず自治体の公式サイトや窓口で確認すること

自治体回収は料金が安く安心して利用できますが、対象地域が限られることと回収日が限定される点には注意が必要です。利用を検討する場合は日程に余裕を持って計画しましょう。

手順どおりに進めれば追加費用がかかったり受付を断られたりする心配もなく、スムーズに処分できます。

自治体での処分が難しい場合は、ガソリンスタンドや不用品回収業者など別の方法を検討すると短期間で確実に処分できます。

有人のガソリンスタンドで処分する｜セルフ非対応と料金の目安

有人のガソリンスタンドではタイヤ交換と同時に廃タイヤを回収してもらえる場合があります。料金は1本あたり200〜400円程度で、車種を問わず対応している店舗も多いため比較的利用しやすい処分方法です。

タイヤの持ち込み処分だけでも対応してくれる店舗もありますが、全てのスタンドが受け付けているわけではありません。処分のみを希望する際は必ず事前に電話で確認しましょう。

項目	内容
料金目安	1本あたり200〜400円（車種やサイズで変動）
メリット	タイヤ交換と同時に依頼でき、運搬の手間がかからない
デメリット	回収のみ依頼を受け付けない店舗が多い
対応店舗	有人スタンドが中心（セルフスタンドは未対応が多い）
受付方法	事前に電話確認のうえ、直接持ち込みが一般的
処分時の注意点	店舗ごとに料金・対応可否が異なるため事前確認が必要

有人のガソリンスタンドはタイヤ交換と同時に処分できるため短時間で作業を終えたい方に向いています。

手順を押さえておけば受付を断られる心配や店舗選びの失敗を防げて、スムーズに処分できます。

セルフスタンドでは対応していない場合が多いため、料金や引取り対応してくれるかどうかを事前に確認してから利用すると安心です。

タイヤ専門店やカー用品店で処分する｜料金と利用の流れ

オートバックスやイエローハットなどの店舗ではタイヤ交換時に廃タイヤを処分できます。料金は1本あたり400〜500円程度で、ホイール付きでも対応可能な場合があります。シーズンオフのタイヤを預かる保管サービスを提供している店舗もあり、タイヤ管理まで任せたい方に便利です。

店舗名	処分料金（1本）	保管サービス（年間）	特徴（処分・下取り関連）
オートバックス	440〜500円	約12,000〜18,000円	新品タイヤ購入時に旧タイヤを無料引取するサービスあり。ホイール付き下取りにも対応
イエローハット	400〜480円	約9,600〜11,000円（地域差あり）	下取りキャンペーンが多く、一定条件で処分費用無料になることもある
タイヤ館	450〜550円	9,600〜14,000円前後（店舗により異なる）	ブリヂストン系の公式店。純正ホイール付きタイヤの査定に強い
ジェームス	430〜500円	約9,600〜12,000円前後	タイヤ交換と同時依頼でスムーズに処分。トヨタ純正ホイールの下取り相談も可能
コクピット	450〜550円	約10,000〜14,000円前後	スポーツ・高性能タイヤの処分や下取りに強み。ホイール状態を重視した査定あり
タイヤセレクト	450〜550円	約10,000〜14,000円前後	ブリヂストン製品に特化。純正・高級ホイール付きタイヤの下取り対応もある

料金やサービスを重視するならイエローハットやタイヤセレクト、店舗数や利便性を重視するならオートバックスやジェームス、技術力やタイヤ専門性を求めるならタイヤ館やコクピットが選ばれやすい傾向にあります。

カー用品店は全国的に展開しており利便性が高い反面、料金やサービス内容にばらつきがあります。

カー用品店でのタイヤ処分は交換作業と同時に依頼でき、保管サービスを組み合わせればシーズンごとのタイヤ管理も含めて効率的です。

料金や対応条件は店舗ごとに異なるため、利用前にサービス内容を比較してから選ぶことが大切です。

ディーラーや整備工場で処分する｜点検と同時に依頼できる

ディーラーや整備工場では車検や定期点検のタイミングで古いタイヤを処分してもらえます。料金は1本あたり200〜400円程度で、純正部品やホイール付きタイヤにも対応。

項目	内容
料金目安	1本あたり200〜400円（車種やサイズで変動）
メリット	点検・車検と同時に処分でき、搬出や積み込みの手間を減らせる
デメリット	タイヤのみの持ち込みは断られる場合がある
対応範囲	タイヤ交換、ホイール付きタイヤ、車両点検時の廃タイヤ処分
処分時の注意点	店事前に処分可否・料金・予約方法を確認してから依頼すること

純正ホイール付きのタイヤであれば下取りの相談もできます。

ディーラー・整備工場での処分は点検や車検のついでに依頼できることが最大のメリットです。純正ホイール付きのタイヤは下取りや処分に対応してもらいやすく、購入店舗ののタイヤであれば手続きもスムーズです。

タイヤのみ持ち込みを受け付けていないケースも多いため事前確認が必須です。

中古買取店やリサイクルショップに売却する｜ホイール付きは高値で売れやすい

状態が良く残溝があるタイヤやホイール付きのタイヤは中古タイヤ買取店やリサイクルショップで売却できます。アップガレージやタイヤショップZERO、セカンドストリートなどでは無料で査定でき、処分費用をかけずに済む場合があります。

条件項目	査定への影響	備考
残溝4mm以上	査定対象になりやすい	スタッドレスは特に重要
製造3年以内	高値での買取が期待できる	5年以上は価格が下がりやすい
ホイール付き	査定額が上がりやすい	純正ホイールは特に評価が高い
セット本数（4本）	完全セットは評価が上がりやすい	1〜2本のみは値がつかない場合
外観のきれいさ	査定額が上がる傾向	洗浄してから持ち込み推奨

中古タイヤの査定は残溝・製造年・ホイールの有無で評価が変わります。1本だけ売りたい場合や年式の古いタイヤは値がつかない場合があるため注意。

タイヤを売却すれば費用をかけずに処分できます。ホイール付きや状態の良いタイヤは査定対象になりやすいため、処分前に確認しておくと判断しやすくなります。

オークション・フリマで販売する｜高く売るための出品準備と注意点

オークションやメルカリも同様に、シーズン前や需要が高まる時期は査定額が高くなる傾向があります。

掲載する写真はタイヤ全体とトレッド面、サイズ表記、製造年週がわかる部分を撮影すると購入者が判断しやすくなります。梱包や発送方法は事前に決めておくと取引後の対応がスムーズです。

オークションやフリマでは価格を自分で設定できるため、条件が合えば店舗の査定より高く売れることがあります。一方で、出品・梱包・発送に手間がかかり、残溝や年式を正確に書かないとクレームにつながるので注意しましょう。

梱包や発送の手間を考慮したうえで利用しましょう。

不用品回収業者にタイヤの回収を依頼する｜即日対応と大量処分向き

タイヤ以外の不用品もまとめて処分したい場合や、即日対応が必要な場合は不用品回収業者を利用できます。料金は1本あたり1,000〜2,000円と他の方法より高めですが、運び出しから処分まで任せられます。

項目	内容
料金相場	1本あたり1,000〜2,000円（本数やサイズで変動）
メリット	即日対応可能・搬出作業不要・タイヤ以外の不用品もまとめて処分できる
デメリット	他の処分方法より料金が高い・無許可業者による高額請求リスクがある
対応範囲	タイヤ単品から大量廃棄まで対応。家具・家電の同時回収も可能
利用時の注意点	事前に見積書をもらう・許可番号を確認する・追加費用を確認する

タイヤだけでなく家具・家電も同時に処分できるため、引っ越しや倉庫整理時に便利です。

不用品回収業者は即日対応や大量処分に強みがあります。料金はやや高めですが搬出の手間をかけずに処分できるため、短時間で片付けたいときに利用しやすい方法です。

高額請求のトラブルもあるため事前に見積もりと許可番号の確認が必須です。

ホイール付きタイヤやスタッドレスタイヤの処分方法

ホイール付きのタイヤや季節限定で使うスタッドレスタイヤは、処分方法や料金が一般のタイヤと異なることがあります。

ホイール付きタイヤを処分する際の料金と注意点

ホイール付きタイヤはホイールとゴム部分で素材が異なるため、処理コストが上がることがあります。

項目	内容
料金目安	1本あたり500〜700円（店舗・地域で変動）
メリット	ホイールを分離せずそのまま処分できるため手間がかからない
デメリット	素材分別が必要なためタイヤ単体より処分費用が高くなることがある
買取の可能性	アルミホイール付きなら買取対象になる場合が多い
処分時の注意点	スチールホイールは買取対象外のことが多く、分離作業を依頼すると追加費用が発生する

処分料金はカー用品店やガソリンスタンドで1本500〜700円程度が相場です。アルミホイール付きなら中古市場で需要があるため、買取で処分費用を相殺できる可能性があります。

スチールホイールは基本的に買取不可なため、処分費用がかかる前提で考えた方が良いです。

依頼先を選ぶ際はホイール付きで回収してくれるか事前に確認し、可能であれば金属価値を活かして買取査定を受けるのがおすすめです。

スタッドレスタイヤを処分する最適な時期とコツ

スタッドレスタイヤは冬用シーズンに需要が高まるため、10〜12月に売却・譲渡すると値段が付きやすい傾向があります。シーズン終了後すぐに処分すると査定額が下がることもあり、ゴムの硬化や溝の減りが進んでいる場合は早めに査定に出しましょう。

使用後に倉庫で長期間保管する予定なら、劣化による価値低下を防ぐためにシーズン中の処分・売却が最適です。

ホイールを分離してリサイクルするメリット

ホイールとタイヤを分離して処分すると、ホイール部分を資源としてリサイクルに回せるため処分費用を抑えられることがあります。アルミホイールは鉄やステンレスよりも価値が高く、買取価格がつくことも珍しくありません。

タイヤと一緒に査定するよりもホイールだけで査定に出した方が高くなることもあります。手間はかかりますが、分離作業をしてから持ち込むのも一つの方法です。

廃タイヤの処分費用を抑える方法｜無料回収のケースと安く処分するコツ

不要なタイヤは無料で引き取ってもらえる条件を確認したり、複数業者に見積もりを依頼したりするだけで処分費用を抑えられることがあります。他の不用品とまとめて依頼すれば割引される場合もあり、結果的に費用を削減できます。

タイヤを無料で回収してもらえる条件を調べる

カー用品店やディーラーでは、新品タイヤを購入した場合に古いタイヤを無料で引き取ってくれるサービスがあります。自治体のイベント回収では無料対応されることもあるので、事前にサービス条件を調べて該当する場合は積極的に活用しましょう。

複数の不用品回収業者に見積もりを依頼して料金を比較する

同じタイヤ処分でも、業者ごとに料金や対応内容は異なります。少なくとも2〜3社に見積もりを依頼することで、価格差を把握しやすくなります。

他の不用品とまとめて依頼して割安で処分する

不要なタイヤだけでなく家具や家電など他の不用品とまとめて処分することで、トラック一台分をまとめて回収するパック料金が利用できることがあります。単品で依頼するより割安になることが多いため、大掃除や引っ越し時など不用品が多いタイミングで依頼すると効果的です。

いらなくなったタイヤを高く売る方法と注意点

不要なタイヤでも状態次第では売却できる場合があります。溝が十分に残っているタイヤやホイール付きのものは、需要があるため高く売れる可能性があります。ここでは高値で売却するための条件や時期、売却先の特徴を解説します。

高く売れるタイヤの条件を確認する

タイヤは残溝が4mm以上あり、年式が新しいほど評価されやすくなります。特に製造から3年以内でひび割れのないタイヤは査定額が付きやすく、ホイール付きであればさらに買取価格が上がることもあります。

状態をチェックして空気圧や汚れを整えてから査定に出すと印象が良くなります。

需要が高い時期に売却して査定額を上げる

スタッドレスタイヤは10〜12月、夏タイヤは春先が需要期です。タイミングを合わせて出品すると価格が下がりにくくなります。出品時はタイヤサイズ、残溝、製造年週を明記し、写真はトレッド面やホイール全体をしっかり撮影します。

発送準備もあらかじめ確認しておくと購入者対応がスムーズです。

売却先を選ぶポイント｜買取店とネット販売を使い分ける

買取店は即日現金化できるのが強みで、店舗に持ち込むだけで手続きが完了します。ネットオークションやフリマアプリは販売価格を自分で設定でき、需要があるタイヤなら高値で売れる可能性があります。

売却先	特徴	注意点
店舗買取	即日現金化が可能。持ち込みだけで手続き完了	査定額は状態や需要に左右される
ネットオークション・フリマ	自分で価格設定ができる。高値で売れる可能性あり	梱包・発送の手間と送料負担がある

梱包や発送など手間がかかるため、時間と労力をかけられるかどうかを考えて選びましょう。

いらなくなったタイヤの処分でよくある失敗例と防ぎ方

タイヤは種類や状態によって処分ルールや料金が大きく変わるため、その差を理解せずに依頼すると思わぬトラブルや余計な出費につながります。

紹介する失敗談は実際に回収現場でお客様から直接聞いた話をまとめたものです。実際の経験をもとにしているので、処分するときのヒントにしてみてください。

業者に頼んだら追加料金を請求された

料金を確認しないまま依頼すると、現場で予想外の請求を受けるケースがあります。

SUV用や大型タイヤは処分費用が高くなる傾向があります。電話では普通車扱いの金額を案内され、現場で追加料金を請求される事例は少なくありません。重いタイヤを積み直す手間を考えて、その場で支払ってしまうケースもあります。

タイヤの種類や状態で料金が変動するのは当然ですが、条件確認と書面見積もりを怠ると無駄な出費やトラブルにつながります。

持ち込み先で引き取ってもらえなかった

自治体や店舗に廃タイヤを持ち込んだものの、条件外で受け付けられないことがあります。

持ち込み処分は安く済みますが、条件外だと受け付けてもらえないことがあります。車種・ホイール有無・購入履歴など、店舗や自治体ごとの条件は必ず確認しておく必要があります。

条件を確認しないまま持ち込むと時間と労力が無駄になりやすいです。

自治体ではホイール付きや大型車用タイヤは対応できないケースがあるため要注意です。

ネット販売でクレームになった

ネットオークションやフリマアプリでの販売は便利ですが、情報不足や発送準備の不備が原因でトラブルになることがあります。

中古タイヤは状態の違いがトラブルになりやすいため、正確な情報と十分な写真が必要です。

正確な情報と写真をそろえたうえで出品することがトラブルを防ぐカギです。梱包・発送の手間も含めて計画するとスムーズです。

タイヤの処分方法に関するよくある質問

タイヤ処分で迷いやすいポイントをまとめました。1本だけの処分や料金の地域差、ホイール付きタイヤの扱いなど、よくある質問に答えます。

まとめ｜不要なタイヤは条件に合った方法で安全に処分しよう

不要になったタイヤを放置すると場所を取るだけでなく、劣化やひび割れで再利用が難しくなります。

自治体の回収イベントや新品購入時の無料引き取りを利用すれば費用をかけずに処分でき、条件が合わない場合でもカー用品店やガソリンスタンド、不用品回収業者に依頼すれば短時間で片付けられます。

状態の良いタイヤやホイール付きタイヤは売却して現金化する方法もあり、時期を選べば高値での取引できます。処分先を選ぶ際は料金やサービス内容を比較し、契約内容を明確に提示している業者を選ぶと安心です。

違法な回収や不法投棄につながる業者を避け、ルールに沿った処分でトラブルを防ぎましょう。