小田急沿線8施設で不要品回収プロジェクト「Re:born」第4弾を実施|買い物やイベント参加を通じて子育て支援につなげる
押し入れに眠っている服や読み終えた本を、地域の子どもたちへの支援に変える取り組みが始まります。
小田急SCディベロップメントは、小田急グループの地域連携プロジェクト「マチチカ、ヒトチカ」の一環として、沿線8施設で不要品回収プロジェクト「Re:born(リボーン)」第4弾を2025年10月17日〜11月24日に実施します。
家庭で使わなくなった衣類や本を買い物のついでに持ち込めるほか、チャリティイベントやレシート提出など、複数の形で気軽に参加できるのが特徴です。
集まった品の査定額やイベント収益は自治体を通じて子育て支援品に変え、地域に届けられます。昨年度は2万点超の回収で約55万円分の物品を寄贈しました。
不要品回収・イベント・レシートを活用した3つの方法で地域を支援

不要品の回収、親子で楽しめるイベント、買い物レシートを使った寄付。この三つの方法を通じて、地域の子育て支援につなげるのが「Re:born」第4弾です。日常の買い物やお出かけの延長で気軽に参加できる仕組みを整え、商業施設を拠点に地域全体で支援の輪を広げていきます。
1, 衣類や本を持ち込むだけで支援につながる
家庭で着なくなった服や読み終えた本を回収ボックスに入れるだけで、地域の子育て支援に参加できます。対象はトップスやコート、学生服、子ども服、本の3ジャンルで、1点からでも持ち込み可能です。汚れや破損がなければ受付対象になります。
集めた品は、古着や古本の再流通に実績のあるブックオフ、学生服のリユースで知られるさくらや、衣類リユースのREGATE(ふくちゃんリユスタ)の3社が査定します。再販できる品はリユース市場に流し、その査定額を寄付金として積み立て。寄付金は沿線の自治体を通じて絵本や遊具、防災用品などの支援品に変え、子育て家庭に届けられます。
昨年度は衣類や本など約2万点が集まり、約55万円分の支援品が540点以上届けられました。処分するだけだった不要品を、地域の役に立つ形に変える実績ある取り組みです。
2, 親子向けのチャリティーイベントで楽しみながら地域に貢献
経堂コルティ、成城コルティ、新百合ヶ丘エルミロード、相模大野ステーションスクエア、ビナウォークの5施設では、誰でも参加できるチャリティーイベントを開催します。
お出かけや買い物のついでに立ち寄れる内容で、遊びながら自然と地域支援に関われる構成です。
主なイベント内容は以下。
- おもちゃの詰め放題コーナー
中古のおもちゃを袋に好きなだけ詰めて持ち帰れる人気企画です。宝探しのような感覚で子どもが夢中になり、親子で一緒に楽しめます。 - はぎれを使ったSDGsワークショップ
廃材や余った布を活用して親子で工作を楽しむワークショップです。遊びながらリユースや環境への関心を高めるきっかけになります。 - ランドセル譲渡会(無料)
卒業後に使わなくなったランドセルを、必要な家庭へ引き継ぐ取り組みです。リユースと支援を同時に実現します。 - SDGs巨大ガラポン
1回200円で参加できるチャリティ型のガラポンです。売上はすべて寄付金として積み立てられ、子育て支援品の購入に活用されます。
参加費は各回200円で、相模大野ステーションスクエアでは先着200名に防災用保存水を配布します。短時間で気軽に参加でき、子どもとの思い出づくりと地域貢献を同時にかなえる場になっています。
開催施設 | 実施イベント |
---|---|
相模大野ステーションスクエア | 中古おもちゃの詰め放題、はぎれワークショップ、リユースランドセル譲渡会、SDGs巨大ガラポン、スマートボール、保存水配布(先着200名) |
経堂コルティ | 中古おもちゃの詰め放題、はぎれワークショップ、リユースランドセル譲渡会 |
成城コルティ | 中古おもちゃの詰め放題、はぎれワークショップ、リユースランドセル譲渡会 |
新百合ヶ丘エルミロード | 中古おもちゃの詰め放題、はぎれワークショップ、リユースランドセル譲渡会 |
ビナウォーク | 中古おもちゃの詰め放題、はぎれワークショップ、リユースランドセル譲渡会 |
本厚木ミロード | 中古おもちゃの詰め放題 |
新宿西口ハルク、ODAKYU 湘南 GATE | チャリティイベントは行われません |
3, レシートを提示して寄付に参加|お買い上げチャリティプレゼントキャンペーン
不要品の持ち込みやイベント参加が難しい人も、買い物を通じて地域の子育て支援に参加できるよう、5施設限定で「お買い上げチャリティプレゼントキャンペーン」が実施されます。
期間中、対象施設で1,000円(税込・合算不可)以上の買い物をしたレシートをインフォメーションカウンターに提示すると、レシート1枚につき1円が寄付金として積み立てられます。寄付金は各自治体を通じて絵本や遊具などの子育て支援品の購入に充てられ、地域の子どもたちに届けられます。
レシートを提示した人には、小田急電鉄の子育て応援キャラクター「もころん」のオリジナルステッカーをプレゼント。各施設で先着2,000枚、1人1枚までの配布です。
昨年度の同プロジェクトでは、寄付金とイベント収益を原資に約540点の子育て支援品が贈られており、買い物という身近な行動が地域の支えにつながる仕組みになっています。
対象施設:新百合ヶ丘エルミロード/相模大野ステーションスクエア/ビナウォーク/本厚木ミロード/ODAKYU 湘南 GATE
持ち込み・買い物・イベントを通じて生活の延長で参加できる

「Re:born」の大きな特徴は、不要品の持ち込みに加え、買い物時のレシート提示や親子向けチャリティイベントを通じて、日常生活の延長で寄付に参加できる点です。事前の申し込みや特別な準備は不要で、買い物やお出かけのタイミングに合わせて気軽に関われます。
持ち込む品は、汚れや破損があるものは回収対象外となるため、事前に状態を確認しておくことがポイントです。実施期間は2025年10月17日〜11月24日の39日間と長く、生活導線に自然に組み込めるスケジュールになっています。
昨年度は2万点以上を回収し、約540点の支援品を地域へ寄贈

前回(第3弾)の取り組みでは、沿線の商業施設を拠点に2万点を超える衣類や本などの不要品が集まりました。集まった品は提携先による査定を経て現金化され、チャリティイベントの収益と合わせた約55万円が支援原資として積み立てられています。
この資金で購入した絵本や遊具、子育て用品など約540点の支援品が、各自治体を通じて地域の子育て家庭へ届けられました。単に回収するだけで終わらず、「集めた品をどう活かすか」まで明確に設計されているのがこのプロジェクトの大きな特徴です。
成果が数値として可視化されることで、参加者にとっても「自分の行動が地域に還元された」と実感しやすく、継続的な参加意欲にもつながっています。
買い物と寄付を重ね、地域に支援を届ける取り組みへ
「Re:born」は、不要品を集めるだけでなく、査定額やイベントの収益を地域の子育て支援につなげる明確な仕組みを持っています。買い物や外出といった日常の行動に寄付を重ねることで、誰もが無理なく参加できる新しい地域支援の形をつくり出しています。
普段の買い物やお出かけが、気づけば地域の子育て支援につながっている。そんな日常の延長線上に支援の仕組みをつくろうとしているのが今回のイベントです。商業施設を拠点にしたこの取り組みが定着すれば、子どもたちや子育て世帯をみんなで支える空気がもっと当たり前のものになっていくはずです。
Re:bornについて

「Re:born」は、小田急グループが推進する地域連携施策マチチカ、ヒトチカ プロジェクト(まちとひとを近づけるプロジェクト)の一環として実施されます。地域の人々と企業、自治体をつなぎ、日常生活のなかで自然に地域貢献へ参加できる仕組みづくりを進める取り組みです。
商業施設を単なる買い物の場としてではなく、地域との接点や支援の拠点として活用し、暮らしと地域社会を近づけることを目指しています。Re:bornはその中でも、地域の子育て支援に焦点を当てた具体的な施策として位置づけられています。
会社概要
- 運営会社:株式会社小田急SCディベロップメント
- 事業内容:小田急沿線を中心とした商業施設の開発・運営・管理
- 所在地:東京都新宿区西新宿二丁目7番1号 新宿第一生命ビルディング 3階
- TEL:03-3349-2131
- 公式サイト:https://www.odakyu-scd.co.jp/
関連リンク
- Re:born 特設サイト:https://www.odakyu-sc.com/special/reborn2025/
- 小田急グループ:https://odakyu-scd.com/project2022-2023/
出典
- PR TIMES:「小田急沿線8施設で不要品回収プロジェクト『Re:born』第4弾を実施」