子供から大人まで幅広い年代に利用されている自転車。
最近ではコロナの影響で自転車がとても人気で、通勤や通学で利用する人がとても増えています。
特にロードバイクやクロスバイクといった、スポーツ自転車は品薄状態が続いていますね。
気軽に買える自転車ですが、自転車の正しい処分方法について知らない人も多いのではないでしょうか。
この記事では古くなったり、新しく買い替えていらなくなった自転車の正しい処分方法や、処分する前に必要な防犯登録の解除方法について紹介・解説していきます。
無料で処分できる方法もあるので、自分に合った方法を見つけましょう。
自転車の処分方法8選
それではさっそく処分方法について紹介していきましょう。
要チェックPOINT!!
- 自治体に回収してもらう
- 自治体の粗大ごみ回収センターに持ち込む
- 他人に譲る
- オークションやフリマサイトに出品する
- リサイクルショップに持ち込む
- 自転車専門の買取業者に売る
- 自転車の買い替え時に引き取ってもらう
- 不用品回収業者に依頼する
それぞれ解説していきます。
自治体に回収してもらう
お住まいの各自治体に粗大ごみとして回収してもらう方法です。
自治体に電話やホームページで申し込みを行います。
その後コンビニや郵便局で処理券を購入して、予約が取れた日時に指定された場所へ運び出しましょう。
手ごろな値段で処分できるのが利点ですが、年末年始や3~4月などの引っ越しシーズンは予約が殺到しており回収までかなり日が空いてしまう場合があります。
事前に処分日程を確認し、早めに連絡しておきましょう。
自治体の粗大ゴミ回収センターに持ち込む
各自治体の粗大ゴミの処理施設に直接持ち込んで処分する方法です。
家の近くまで回収しに来てもらいたかったけど、予約が埋まっていて数日先まで回収できないと言われたら直接持ち込んでみるのもいいと思います。
持ち込む際にも予約が必要であったり、一日に受け入れ可能な量が決まっていたりと自治体によって基準が異なりますので、事前に確認するようにしましょう。
他人に譲る
友人や知り合いに呼び掛けて、ほしい人に譲る方法です。
ジモティーでほしい人を募るのもいいですね。
物によっては買い取ってくれるかもしれません。
自転車を譲渡する際には、防犯登録の抹消を行い譲渡証明書や販売証明書を一緒に渡すようにしましょう。
後ほど詳しく解説しますが、盗難と間違われたりすると警察から連絡が来たりちょっとめんどくさいことになります。
オークションやフリマサイトに出品する
いらなくなったけど、まだ使用できたり状態がいいものはヤフオクやメルカリなどに出品してみましょう。
スポーツ自転車などは高額で売れたりしますので、時間に余裕があれば検討してみてください。
出品するのにちょっとした登録や紹介文などが必要で、買い手が決まったら梱包や発送などの手間が必要になるのですが、自分で料金を設定できるのがいいですね。
買い手とのやり取りでトラブルが生じたりもするので注意しましょう。
リサイクルショップに持ち込む
近所のリサイクルショップに買い取ってもらう方法です。
メルカリなどで出品するのがめんどくさいけど資金の足しにしたいときなどは持ち込んでみましょう。
手続きは楽ですがヤフオクやメリカリで売るよりも高い値段がつかないことが多いですね。
注意点として、自転車にまったく値段がつかなかった場合持ち帰らなくてはならない点になります。
取り扱いメーカーなど、事前にホームページなどで確認しておきましょう。
自転車専門の買取業者に売る
近くに自転車専門の買取業者があれば、リサイクルショップよりもいい値段で買い取ってくれます。
傷やサビなど、汚れが落ちなくてリサイクルショップでは値段がつかなかったりするものも、自転車専門の業者に持って行くとパーツごとに査定してくれて、適切な価格で買取してくれます。
自転車の買い替え時に引き取ってもらう
一般的な子供用の自転車やママチャリなどは、新しく買い替えるときに古い自転車を引き取ってもらうといいですね。
サイクルベースあさひや近くのホームセンターなどでよく行っているサービスになります。
下取りや引き取りは0円~1,000円くらいでやってくれますので、新しく購入を検討しているお店で確認してみましょう。
不用品回収業者に依頼する
自転車の処分で一番楽な方法が不用品回収業者に依頼する方法です。
運び出しから積み込み作業・処分まで全部やってくれます。
急な引っ越しで処分が必要になって困ったときも、不用品回収業者は即日対応してくれたりする心強い味方です。
その分不用品回収の費用が発生するので、不用品の回収費用や日程をよく確認しましょう。
自転車を処分する前にやっておくこと
自転車を他人に譲渡したり、ヤフオクやメルカリなどで販売する前に防犯登録の解除など、やっておきたいことがいくつかあります。
盗難に間違われたり、犯罪に利用されていらぬ疑いをかけられるといったトラブルに巻き込まれないように、しっかりと対策しておきましょう。
譲渡証明書を書く
自転車は購入時に防犯登録をすることが義務付けられています。
防犯登録時に記入した防犯登録カードの控えを紛失した場合は譲渡証明書を用意しましょう。
他人から譲ってもらったものでも防犯登録の変更をしなくてはなりません。
その際にきちんと譲渡されたということが証明できないと、登録の変更ができない場合があります。
他人に譲ったり売却する際には譲渡証明書を一緒に渡してあげるといいですね。
譲渡証明書は各都道府県の自転車防犯協会のホームページなどでダウンロードできます。
参考までに東京都の自転車商防犯協力会のリンクを貼っておきます。
- 東京都自転車商防犯協力会
- 一般社団法人 東京都自転車商防犯協力会 | 東京都の自転車防犯登録に関する業務をおこなっております。 東京都の自転車防犯登録に関する業務をおこなっております。
防犯登録の解除
リサイクルショップやヤフオク・メルカリに出品する前に、防犯登録の解除をしましょう。
知人ならともかく、まったくの他人に自転車が渡り、防犯登録などがそのままの状態で乗り回される状態というのは実はかなり危険だったりします。
防犯登録者ではない人が無灯火などで警察に止められたりすると、身元確認や登録者照会でトラブルになってしまいます。
また、悪い人の手に自転車が渡ると犯罪などに利用されてしまうなど事件に巻き込まれることも。
防犯登録の変更をめんどくさがってそのまま乗る人が少なからずいるので、なるべく自分で防犯登録の解除・抹消を行ってから売却しましょう。
防犯登録の抹消・変更の仕方
防犯登録を行ったお店や、警察署で登録の抹消や変更が可能です。
基本的に自転車の防犯登録をした本人が手続きを行う必要があるのですが、委任状を書いて譲渡先に渡す方法もあります。
防犯登録を変更・抹消したい自転車
身分証明書
防犯登録カード ※ない場合は譲渡証明書
これらを用意して最寄りの自転車屋さんや警察署へ行きましょう。
自転車を高く売るには
どんな自転車が売れるのか
ロードバイクやクロスバイク・マウンテンバイクのような、スポーツタイプの自転車は高額で取引されます。
パーツだけでも何万円といった値段が付いたりしますね。
クロスバイクやロードバイクといった高価な自転車だけでなく、ママチャリなども状態によっては売却できるものもあります。
バッテリーが上がってしまった電動自転車もメルカリやヤフオクで高額で取引されていますので、それぞれ状態を確認してみましょう。
傷や汚れを落とす
自転車のフレームに汚れがついていたりすると査定が安くなってしまいます。
売却する前に一通りきれいにしておきましょう。
パンクやブレーキなどに故障がないか確認する
リサイクルショップなんかは専門的な知識を持たないスタッフが在籍したりするので、少しでも故障などがあると買い取ってくれなかったりします。
可能な限り自分で修理して自転車の状態をいいものにしておきましょう
パーツごとにバラして売る
フレームが傷だらけだったりひびが入ってたりする場合は、分解してばら売りしてみましょう。
ホイールやクランクといった一部のパーツだけ購入したいという人もたくさんいますので、方法の一つとしてお考え下さい。
パーツごとに分ければ整備もしやすいし、売却時の梱包や配送もとても楽です。
不用品回収業者の選び方
他の方法で処分できそうになかったり、自転車以外にも不用品がある場合は不用品回収業者に依頼しましょう。
不用品回収業者の選び方や注意点などを簡単にまとめます。
不用品の量に応じて依頼する業者を選ぶ
処分したい不用品が少量の場合、積み放題などをやっている業者に依頼すると出張費などで高くついてしまう場合があります。
ちょっとしたコツとして、不用品が少量の場合は個人事業主へ、自転車以外にも大きな不用品がある場合は大手の不用品回収業者に依頼すると費用が安く済んだりします。
時間の融通が利くところを探す
処分を急いでたり、他にも不用品が大量にある場合はなるべく早く来てくれる業者に依頼しましょう。
料金システムなどがしっかりしているところを選ぶ
料金や日程に加え、自転車の回収をしてくれるところを探しトラブルが起きないよう注意しましょう。
別記事にて不用品業者を選ぶ際のコツや注意点などを詳しく紹介していますのでご参照ください。
不用品回収業者を探す
エコノバで一括見積する
エコノバは複数の業者に不用品回収でかかる費用を一括見積りしてくれるサイトです。
自分でいくつも業者を探して相見積りを取るのが面倒だったり、自転車以外にも大量に不用品を処分したい場合は問い合わせてみましょう。
日本全国どこでも対応してくれます。
自分で複数の業者と何度も連絡を取り合って見積りを取る手間が省けて、エコノバの規定水準をクリアした不用品回収業者を探してくれます。
不用品回収の業界で知名度のある業者複数に見積りを出してもらえるので安心です。
まとめ
自転車の処分方法について紹介してきました。
いらなくなったけどまだまだ乗れる自転車は一度売却を検討してみるのがお勧めです。
防犯登録の解除手続きは少しめんどくさく感じる人も多いと思いますが、予期せぬトラブルに巻き込まれないようにしっかりと行いましょう。
それぞれの処分方法にメリットとデメリットがあります。
この記事を読んだ方にぴったりの処分方法が見つかれば幸いです。