婚礼箪笥など昔から馴染みのあるタンス。
古くなり新しいタンスの購入を検討してたり、模様替えや引っ越し時の処分で困ってたりしませんか?
近頃はプラスチック製のタンスも増えてきていますが、昔ながらの和箪笥は基本的に木製で重量があり、大きくてガッシリしているものが多いですね。
今回は処分や運び出しが大変なタンスの処分方法と、処分にかかる費用について紹介していきます。
タンスの処分方法8選
タンスの処分方法はこの8つ!
要チェックPOINT!!
- ゴミとして自治体に回収してもらう
- 自治体のゴミ処理施設に持ち込む
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- オークションやフリマサイトに出品する
- 他人に譲る
- タンスの購入時に下取りしてもらう
- DIYしてみる
- 不用品回収業者に依頼する
それぞれ解説していきましょう。
ゴミとして自治体に回収してもらう
一番身近で、安心して処分したいなら自治体にゴミとして出す方法ですね。
タンスは大きくて重たいものになるので、基本的に粗大ゴミで捨てることになります。
コンビニや郵便局で粗大ごみ処理券を購入し、自治体に連絡を入れて回収してもらいます。
少し手間がかかりますが、タンスを解体してゴミ袋に入るぐらいまで小さくすると可燃ゴミとして出すことができます。
費用をかけずに大きな家具を捨てたい場合は、ノコギリなどで小さくしてゴミの日に出しましょう。
自治体のゴミ処理施設に持ち込む
住んでる地域のゴミ処理施設に直接持って行く方法です。
粗大ゴミや可燃ゴミの回収が待てない人は持ち込みましょう。
家から運び出したり車に積む手間が掛かりますが、自治体に回収してくれるのと同様に安心して確実に処分ができます。
リサイクルショップに買い取ってもらう
傷や汚れが少なく、状態の良いタンスはリサイクルショップに持って行って買い取ってもらいましょう。
いらないものを処分できて、なおかつお小遣いにもなる一石二鳥の方法です。
タンスが大きくて重たい場合は自分で持ち込むのがしんどいので、出張買取を行っているリサイクルショップに依頼するといいですね。
デメリットとして、店舗に直接持ち込んだ場合は値段がつかなかった物に関しては持って帰らなくてはならない点です。
事前に買取対象のメーカーなどを確認しておきましょう。
おいくらで一括査定する
おいくらは不要になった様々なものを無料で一括査定してくれるサイトです。
タンスなどの家具だけでなく、家電にパソコン、洋服に楽器や自転車等様々なものを買い取ってくれる業者を探し、複数の業者で一括査定をしてくれます。
専門店の登録が多いため、普通はなかなか売却ができない品物を買い取ってくれるお店が見つけられます。
手順も簡単で、不用品の年式や状態の情報を入力するだけで査定スタートです。
サイトには写真付きの買い取り実績や口コミなども掲載しており、実際の雰囲気もわかりやすく載っています。
買取で値段がつかないものに関しては処分する場合の費用も教えてくれます。
タンスに限らず、使わなくなった不用品があれば何でも気軽に査定してみましょう!
電話番号の入力がいらないので、鬱陶しいセールスが掛かってこない所が個人的に一番のおすすめポイントです!
出張買取対応もしてくれるため家に居たままで処分ができます。
後ほど紹介する不用品回収業者に依頼する前に、一度簡単に査定してもらうことをお勧めします。
オークションやフリマサイトに出品する
こちらも状態が良ければ出品してみるのもいいですね。
有名なメーカーのタンスであれば高額で取引が成立することもあります。
自分で値段の設定ができるのもいいですね。
デメリットとしては登録や掲載、梱包や発送手続きがちょっと手間なのですが、少しでも高く売却したい場合は検討してみてください。
他人に譲る
友人や知り合いに呼び掛けて、ほしい人に譲りましょう。
気軽にやり取りもできるし、特にこれといったトラブルが起きることもないので安心して処分できます。
ジモティーに写真を掲載して、欲しい人を募るのもいいですね。
新しいタンスの購入時に下取りしてもらう
長年使い続けてボロボロになってしまい、新しく買い換えたいという場合は購入店舗の下取りサービスや、引き取りサービスを利用しましょう。
購入したタンスが家に届いたタイミングで、今まで使っていた古いタンスを回収してくれます。
店舗によっては無料で行っているので、新しく購入を検討しているならばサービスを確認しておきましょう。
IKEAやニトリは買取サービスも行っていますね。
DIYしてみる
小さい頃から使っていて思い入れのあるタンスや、婚礼ダンスなんかは捨てるのをためらっちゃう方もいます
そんな時はDIYに挑戦してみるのも手です!
処分とは少し違うかもしれませんが、新しいタンスを購入しなくて済みます。
新しいタンスを買わなくて済むということはすなわち、古いタンスを処分する必要がなくなります!!
DIYに必要な材料は殆ど100均で揃うお手軽さ。
色を塗り替えたり、リメイクシートを貼って家のコーディネートに合わせて模様を変えてみたり。
同じものを長い間使用するのはエコにもなりますし、さらに愛着がわきます。
解体して板状にした後、まったく別の家具を作るのも楽しいですよ!
費用も抑えられるので、興味がある方はぜひ挑戦してみてください。
不用品回収業者に依頼する
タンスの処分で一番楽なのはやはり不用品回収業者に依頼する方法ですね。
重たくて大きいタンスでも、家からの運び出し作業から積み込み・処分まで一通り全部やってくれます。
家から搬出できないようなタンスでも、解体作業を任せることもできます。
自分一人で運び出せなかったり、売却する暇もないな~という人や急な引っ越しで処分が必要になって困ったときなど、不用品回収業者は即日対応してくれたりする心強い味方です。
デメリットとして、その分不用品回収の費用が発生するので、不用品の回収費用や日程をよく確認しましょう。
処分料金比較
タンスは大きさにより料金が変わってきます。
サイズごとに比較してみましょう。
テレビの種類 | 各自治体 | 不用品回収業者 |
タンス 3辺合計 200cm~300cm | 400円~1,200円 | 2,000円~5,000円 |
タンス 3辺合計 300cm~400cm | 800円~2400円 | 4,000円~8,000円 |
タンス 3辺合計 400cm~500cm | 1,200円~2,800円 | 8,000円~14,000円 |
その他 | 不用品回収業者 | |
解体費 (必要に応じて) | ― | 0円~5,000円 |
人件費 (一人当たり) | ― | 0円~6,000円 |
自分で運び出さなければならない分、自治体で処分する方が圧倒的に安いですね。
不用品回収業者は回収する不用品のサイズにより料金にかなりの幅があることがわかります。
タンスの回収料金の中に作業料や出張費などが込みになってる業者と、そうでない業者があるので依頼する際にしっかりと確認しておきましょう。
タンスを解体してみよう
「処理施設に持って行きたいが部屋から出せない!!」
「不用品回収業者に依頼するのは怖いから自分で処分したい…」
「来週の燃えるゴミの日に出したい」
そんなあなたに、タンスを解体して可燃・粗大ゴミとして出すまでのロードマップを紹介します!
まずは引き出しをひとつづつひっこ抜いていきます。
タンスのある部屋が狭い場合は、庭などのスペースのある所へ持って行きましょう。
部屋から出せないようであればそのまま作業を始めます。
タンスを引っこ抜いたら外枠をバラしていきます。
室内で作業を行う場合は床にいらない毛布やブルーシート等を敷いて床に傷がつかないように保護しましょう。
また、最後にゴミやほこりを掃除するのが楽になったりします。
床に毛布やシートを敷いたら、タンスの内側からハンマーなどでガンガン叩いて1枚1枚板を外していきます。
大きな音が出るので、マンションやアパートで作業する場合は周囲に気を配っておきましょう。
タンスの外枠をバラしたら、次は引き出しの解体を行いましょう。
引き出しも外枠と同様に内側からハンマーやトンカチでゴンゴン叩けば壊れます。
また、家の外にアスファルトやコンクリートなどの硬い所に、引き出しの角をぶつけるように叩きつけると簡単に分解できたりします。
木片が飛び散るので注意して行いましょう。
タンスを全て板状にできたら後は切断して袋に詰めるだけですね。
手動のノコギリで切断してくとすごい時間と手間がかかるので、持っている方は電動ノコギリで切断しちゃいましょう。
1度にたくさんの木片を可燃ごみで出すと自治体に怒られてしまう場合があるので、1度に出す量は2~3袋くらいにしておくのをお勧めします。
ハンマーやノコギリの使い方を守り安全に気を付けながら作業を行いましょう。
ノコギリは何を使っても問題ありませんが、できれば電動のものを使って楽に作業したいですね。
お勧めは下記のタイプです。
こんな感じの電動ノコギリがあればタンスだけでなく、ベッドやソファ・本棚といった家具も自治体にゴミとして、無料で簡単に出せるようになるので、1本持っておくと何かと便利です。
不用品回収業者の選び方
家から運び出せそうになかったり、いらなくなったタンスの他にも不用品がある場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。
一人で運び出したりすると家の壁を傷つけるかもしれません。
また、無理して解体すると思わぬケガをするかも。
ここでは不用品回収業者の選び方や注意点などを簡単にまとめます。
不用品の量に応じて依頼する業者を選ぶ
処分したい不用品が少量の場合、積み放題をやっている業者に依頼すると出張費などで高くついてしまう場合があります。
ちょっとしたコツとして不用品が少量の場合は個人事業主へ、タンス以外にも大きな不用品がある場合は大手の不用品回収業者に依頼すると余計な費用を抑えられるかもしれません。
時間の融通が利くところを探す
処分を急いでたり、他にも不用品が大量にある場合はなるべく早く来てくれる業者に依頼しましょう。
料金システムがはっきりしているところを選ぶ
料金や日程に加え、タンスの回収をしてくれるところを探し、トラブルが起きないよう注意しましょう。
作業料や出張費・人件費などが、しっかりと明記されている業者を選びましょう。
複数の業者に相見積りを取る
業者によって不用品回収にかかる費用はまちまちです。
問い合わせの段階で荷物の詳細を伝えて、不用品回収にかかる料金を聞いておきましょう。
最低でも2~3社に相見積もりを取ってください。
実際に見てみないとわからないという業者があれば出張見積りに来てもらいましょう。
値段も出せず、出張見積りすらできないという業者ははっきり言って悪徳業者の確立が高いです。
別記事にて不用品業者を選ぶ際のコツや注意点などを詳しく紹介していますのでご参照ください。
不用品回収業者を探す
エコノバで一括見積する
エコノバはいらなくなった不用品を複数の業者で一括見積りしてくれるサイトです。
自分でいくつも相見積りを取るのが面倒だったり、不用品回収業者とのやり取りが嫌な方やタンス以外にも大量に不用品を処分したい場合は問い合わせてみましょう。
日本全国どこでも対応してくれます。
自分で複数の業者と何度も連絡を取り合って見積りを取る手間が省けて、エコノバの規定水準をクリアした不用品回収業者を探してくれます。
不用品回収の業界で知名度のある業者複数に見積りを出してもらえるので安心です。
まとめ
タンスの処分方法と料金についてまとめてきました。
タンスは種類やメーカーによって大きさや重さが様々ですので、冷蔵庫や洗濯機と同様にどうしても処分に苦労してしまいますね。
一人で運び出せなかったり解体が難しい場合は不用品回収業者に任せてしまいましょう。
解体の手順は以前私が解体した工程そのままになっており、高さ200cmx横幅180cmx奥行80cmのタンス1竿で約10分~20分程で終わります。
他の記事でも紹介していますが、どんな不用品の処分を依頼するにしても不用品回収業者や便利屋を利用する場合は、必ず回収料金について細かく言及しておきましょう。
近頃、また高額請求などのトラブル相談が増えてきています。
タンスなどの大きな家具の場合は、問い合わせ時に説明が無いにも関わらず、当日になって解体費や人件費をしれっと請求されたりします。
トラブルを避けるためにできることを最大限やっておくことが大事です。
この記事を読んでくれたあなたに、ピッタリの処分方法が見つかるとうれしいです。
このブログでは不用品回収歴8年のプロが、信頼できる不用品回収業者や捨て方がわからない物のお得な処分方法について紹介しています。
相見積もり先や安心して利用できる不用品回収業者を探していたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。