近年、スマートフォンの普及に伴いモバイルバッテリーの利用者が増加しています。
災害時のために緊急用として購入する方もいるのではないでしょうか。
しかしモバイルバッテリーには寿命があり、使用頻度が高いと頻繁に買い替える必要が出てきます。
ほとんどの自治体がモバイルバッテリーの回収をしていないため、処分に困ってはいませんか?
この記事では、地味に溜まりがちで不要になったモバイルバッテリーの正しい処分方法について紹介していきます。
モバイルバッテリーの処分方法
自治体で回収してくれないモバイルバッテリーは処分方法が限られています。
- オークションやフリマアプリに出品する
- リサイクルショップへ持ち込む
- 知人に譲る
- 家電量販店へ持ち込む
- 不用品回収業者に依頼する
リサイクルショップに関してはあまり買値がつかないことが多いのですがそれぞれ紹介していきましょう。
オークションやフリマアプリで出品する
新しいものへの買い替え時などで使わなくなったモバイルバッテリーは、ヤフオクやメルカリなどで出品すると結構買い手がつきます。
モバイルバッテリーの多くは、小物で梱包や配送がとても楽なため多くの取引がされています。
中古の消耗品ですのであまり高額にはならないのですが、少しでも資金の足しにしたい方にはおすすめです。
出品するのにちょっとした登録や紹介文などが必要で、買い手が決まったら梱包や発送などの手間がかかりますが、ある程度自分で料金を設定できるのがいいですね。
買い手とのやり取りでトラブルが生じることもあるので注意しましょう。
リサイクルショップへ持ち込む
近所のリサイクルショップや、買取業者に買い取ってもらう方法です。
性能の低いものや寿命が近いモバイルバッテリーは買取してくれない可能性が高いのですが、メルカリなどの手続きが面倒な方は一度持って行ってみるといいでしょう。
リサイクルショップによって買取可能なメーカーなどが細かく指定されていたりするので、事前に確認してから持ち込みましょう。
知人に譲る
友人や知り合いに呼び掛けて、ほしい人に譲るのもいいですね。
気軽にやり取りできて、特にトラブルが起きることもないので安心して処分できます。
ジモティーで欲しい人を募るのもいいですね。
物によっては買い取ってくれるかもしれません。
家電量販店へ持ち込む
主にモバイルバッテリーを処分する手段としては、ヨドバシやヤマダ電機などの家電量販店やホームセンターに設置されている回収BOXに持って行き、無料で回収してもらう方法があります。
回収できるものは「一般社団法人JBRC」というところに加盟しているメーカーで製造されたモバイルバッテリーが対象で、そこで回収されたモバイルバッテリーはすべてリサイクルされます。
持ち込む前に、処分したいモバイルバッテリーが対象製品なのかJBRCのホームページで調べておきましょう。
店舗によっては店員に声をかけないと利用できなかったりしますので回収可能かどうかも含めて確認してみましょう。
不用品回収業者に依頼する
モバイルバッテリーの処分で一番楽な方法が不用品回収業者に依頼する方法です。
小物の処分には正直おすすめではないのですが、他にも不用品がたくさんある場合は依頼してみてもいいでしょう。
その分不用品回収の費用が発生するので、不用品の回収費用や日程をよく確認しましょう。
なぜ自治体で回収してくれないのか
火災のリスク
ゴミ収集車に投げ込まれたゴミは、圧縮されながら次の集積所へ向かいます。
圧縮される過程で破損したリチウムイオンが静電気などで引火し、出火してしまう事故が多発しています。
強い衝撃などを加えると破裂してしまう恐れがあるので回収をしていません。
環境への配慮
使用済みの乾電池やモバイルバッテリーはリサイクルが可能です。
ゴミとして捨てることで発生した有害物質による環境汚染のリスクを少しでも低減させるため、一般のゴミとは別枠として取り扱っています。
リサイクルには特殊な処理が必要なため、設備のある別の事業で処分するよう促されていますね。
モバイルバッテリーの寿命を見分ける
ほとんどのモバイルバッテリーにはリチウムイオン電池が使われています。
リチウムイオン電池の劣化に伴ってモバイルバッテリーの寿命が来ます。
いくつかリチウムイオン電池の寿命を見極める方法を紹介します。
使用頻度
リチウムイオン電池は何度も充電を繰り返していくうちにどんどん劣化していきます。
充電までに時間がかかったり、100%まで充電されなくなったら買い替えや処分の時期ということですね。
見た目の変化
昔使っていた携帯電話のバッテリーが膨らんでいるのを見かけたことはありませんか?
リチウムイオン電池を使っているバッテリーは劣化が進むと膨張することがあります。
破裂や出火の可能性もありますで、直ちに処分しましょう。
液漏れ
高温多湿な場所で長い間保管していると液漏れが発生してしまう可能性があります。
出火の原因にもなりますので気を付けて処分しましょう。
不用品回収業者の選び方
不用品の量に応じて依頼する業者を選ぶ
処分したい不用品が少量の場合、積み放題などをやっている業者に依頼すると出張費などで高くついてしまう場合があります。
ちょっとしたコツとして処分したい不用品が少量の場合は個人事業主に、電池やバッテリー類以外にも大きな不用品がある場合は大手の不用品回収業者に依頼すると比較的費用を抑えられることがあります。
時間の融通が利くところを探す
処分を急いでたり、他にも不用品が大量にある場合はなるべく早く来てくれる不用品回収の業者に依頼しましょう。
料金システムなどしっかりしているところを選ぶ
料金や日程に加え、電池やバッテリーの回収をしてくれる業者を探しトラブルが起きないよう注意しましょう。
別記事にて不用品業者を選ぶ際のコツや注意点などを詳しく紹介していますのでご参照ください。
不用品回収の業者を探す
エコノバ
エコノバはいらなくなった不用品を複数の業者で一括見積りしてくれるサイトです。
自分でいくつも相見積りを取るのが面倒だったり、不用品回収業者とのやり取りが嫌な方や電池やモバイルバッテリー以外にも大量に不用品を処分したい場合は問い合わせてみましょう。
日本全国どこでも対応してくれます。
自分で複数の業者と何度も連絡を取り合って見積りを取る手間が省けて、エコノバの規定水準をクリアした不用品回収業者を探してくれます。
不用品回収の業界で知名度のある業者複数に見積りを出してもらえるので安心です。
まとめ
スマホやポケットwifiの普及でほとんどの人が持っているモバイルバッテリー。
次々と新しい製品が登場して買い替える方も多いと思います。
それぞれ小さいので、使わなくなっても引き出しの中とかに保管したまま忘れ去られがちですが、そのまま置いておくと思わぬトラブルになってしまうかもしれません。
新しいモバイルバッテリーを買う際には、古いものを処分するのを忘れないようにしましょう。
一人一人がリサイクルを心がけ、環境に配慮することは大事ですね。
このブログでは不用品回収歴8年のプロが、信頼できる不用品回収業者や捨て方がわからない物のお得な処分方法について紹介しています。
相見積もり先や安心して利用できる不用品回収業者を探していたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。