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知らないと損する冷蔵庫の処分方法8選|費用や無料回収の条件を比較

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冷蔵庫を処分したいと思っても、粗大ゴミに出せないと知って戸惑う人は少なくありません。冷蔵庫は「家電リサイクル法」の対象製品に含まれており、自治体の通常回収では引き取ってもらえないのが基本です。

引っ越しや買い替えのタイミングで、どうやって処分すればいいか、どこに頼めばいいか悩むのは自然なこと。費用が高額にならないか、手続きが面倒ではないか、運び出せない場合はどうすればいいのか。気になる点はたくさんあります。

この記事では、冷蔵庫の正しい処分方法を徹底的に解説し、家電量販店や不用品回収業者をはじめとした複数の手段を比較しながら紹介します。それぞれの方法にかかる費用や流れ、メリット・デメリット、トラブル回避のポイントまで整理しているので、自分の状況に合った処分方法をスムーズに選べるようになります。

処分前に知っておきたいリサイクル料金の仕組みや、少しでも安く済ませるための工夫、そして実際に冷蔵庫を処分した体験談まで盛り込んでいますので、ぜひ参考にしてください。


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目次

なぜ冷蔵庫は粗大ゴミに出せない?処分時に知っておきたい基礎知識

冷蔵庫を処分したいと思ったとき、「粗大ゴミに出せばいい」と考える人も多いかもしれません。ただ、冷蔵庫は家電リサイクル法の対象製品。通常の粗大ゴミとは扱いが異なり、回収ルートや料金の仕組みも決まっています。ここでは、処分を始める前に知っておきたいルールと基本情報を紹介します。

冷蔵庫の処分には「家電リサイクル法」が関係している

冷蔵庫はゴミとして捨てるものではなく、リサイクルすべき資源として法律で明確に位置づけられています。対象となるのは、冷蔵庫のほかにテレビ・エアコン・洗濯機の4品目。これらを処分する際には、家電リサイクル法に従って決められた方法で引き渡す必要があります。

家電量販店などの小売業者には「引き取る義務」があり、使っていた人には「リサイクル料金などの費用を負担する義務」があります。処分にかかる費用は、メーカーごとのリサイクル料金に加え、収集・運搬にかかる費用が上乗せされる仕組みです。

自治体に頼んでも断られることが多いのは、こうした法律によって処分ルートが定められているためです。

一般ゴミと同じ感覚で出してしまうと、回収してもらえずトラブルにつながることもあります。

▶ 家電リサイクル法の対象品目や制度の仕組みについて詳しくは、経済産業省の解説ページを確認してください。

処分前に必ず確認すべきリサイクル料金と必要書類

冷蔵庫を処分するときには「家電リサイクル券」が必要になります。これは、リサイクル料金の支払いと処分内容を記録するためのもの。処分方法によって取得方法が異なるため、事前に確認しておくことが大切です。

自分で処理する場合は郵便局でリサイクル券を発行してもらい、料金を支払います。業者や家電量販店に依頼する場合は、リサイクル券の手続きも含めて代行してもらえることがほとんど。メーカーや容量によってリサイクル料金が変わるため、処分前に型番とメーカー名を確認しておきましょう。

処分方法リサイクル券の取得方法支払い場所
自治体指定の引取場所に持ち込み郵便局で手続き・発行郵便局窓口またはATM
家電量販店で引き取り依頼店舗で発行・代行店頭でまとめて精算
回収業者に依頼業者が発行・代行作業完了時に支払う
処分方法別|リサイクル券の取得方法一覧

どの手段で処分するかによってリサイクル券の用意方法も変わってきます。「いつ」「どこで」必要になるかを事前に押さえておくと、当日の手続きがスムーズです。

冷蔵庫のサイズ・年式で変わる処分手段と費用の目安

冷蔵庫の処分方法は、年式やサイズによって選べる手段やかかる費用が変わってきます。搬出が難しい大型タイプや古い製品は、回収対応してくれる業者や引き取り条件が限られることもあります。

例えば、400L以上の大型冷蔵庫は階段搬出がネックになりやすく、自治体への持ち込みや買い取りは現実的ではありません。逆に100L未満の小型冷蔵庫であれば、自家用車での持ち込みや軽トラック便での処分も視野に入ります。

製造から10年以上経過している古いモデルは、中古市場での需要がほとんどなく、買い替え時の下取り対象にもなりにくくなります。結果的に「回収のみで費用負担が大きくなる」ケースも少なくありません。

冷蔵庫の種類処分方法の選択肢注意点
小型(100L未満)自治体持ち込み・回収業者・譲渡軽トラ搬出可/買い取り対象もあり
中型(150〜300L前後)回収業者・量販店・一部譲渡費用・搬出条件の確認が必須
大型(400L超)回収業者・量販店引き取り階段作業・吊り下げ費用が発生しやすい
製造10年以上の機種回収業者・量販店処分のみ買取不可/リサイクル料は同額
容量・年式別|処分方法の選びやすさと注意点

処分前には「サイズ(容量)」「設置場所の搬出条件」「製造年」の3点を確認しておくと、見積もり依頼や回収依頼時に話がスムーズに進みます。

冷蔵庫の処分方法は8パターン|状況別の選び方を比較

冷蔵庫の処分には、自治体回収だけでなく家電量販店・業者依頼・持ち込みなど複数の手段があります。引っ越しや買い替えなど状況によって、最適な方法も大きく変わってきます。ここでは代表的な6つの処分方法を取り上げ、それぞれの特徴や注意点を整理していきます。

処分方法費用の目安搬出対応向いている人注意点
家電量販店で引き取りリサイクル料+1,650円〜買い替え予定がある人店舗により処分のみは不可
不用品回収業者に依頼5,000〜10,000円前後急ぎ/力仕事が難しい人業者によって料金差が大きい
指定取引所に自力搬入3リサイクル料のみ車で運べる人搬出・積み下ろしは自己責任
自治体の回収を利用リサイクル料+運搬費日程に余裕のある人回収日が限られる
知人や掲示板で譲渡無料〜自分で運べる人受け渡し後のトラブルに注意
リサイクルショップで買取0円〜数千円(買取時)状態が良く年式が新しい機種条件が合わないと断られることも
フリマアプリで売却数千〜1万円台配送手配ややりとりができる人集荷・搬出の負担が大きい
引っ越し業者にまとめて依頼処分量により変動一括で整理したい人業者選定によって価格差あり
店舗ごとの冷蔵庫回収費用と対応比較

家電量販店の買い替えサービスで下取りしてもらう

冷蔵庫を買い替えるときは、購入した家電量販店に古い冷蔵庫を引き取ってもらうのが最も手間が少ない方法です。購入と同時に回収を依頼すれば、配送スタッフが搬出・運搬までまとめて対応してくれます。リサイクル料金や運搬費も店頭でまとめて支払えるため、初心者でも迷いにくい仕組みです。

店舗名リサイクル料(最安)収集運搬料合計費用の目安備考
ヤマダデンキ3,740円〜6,149円2,200〜3,300円5,940円〜9,449円メーカー・容量により細かく変動
ビックカメラ3,740円〜6,149円2,200円5,940円〜8,349円買い替え・処分のみどちらも対応
ケーズデンキ3,740円〜5,600円2,200〜3,300円5,940円〜8,900円他社製品・単品回収にも対応(料金加算あり)
ヨドバシカメラ3,740円〜4,730円550円4,290円〜5,280円最安値水準/搬出環境により変動あり
ジョーシン3,740円〜4,730円1,650円5,390円〜6,380円引き取りのみの場合は3,300円加算あり
nojima5,390円〜6,380円込み7,040円〜8,030円容量により一律設定/メーカー区分なし
店舗ごとの冷蔵庫回収費用と対応比較

※価格は税込。メーカー区分は家電リサイクル券センターに準拠

メーカーや容量によってリサイクル料金が異なる点には注意が必要です。とくに海外製品やマイナーメーカーの場合は、標準より高めになる傾向があります。

回収費用を安く抑えたい場合は、買い替えと同時に下取り依頼ができる店舗を選ぶのがポイントです。料金体系は店舗ごとに異なるため、購入前に公式サイトか店舗で確認しておくと安心です。

不用品回収業者に依頼して即日回収してもらう

急ぎで冷蔵庫を処分したいときや、階段作業などで自力の搬出が難しい場合は、不用品回収業者に依頼する方法が向いています。予約状況次第では最短で当日中の回収も可能で、スケジュールに余裕がないときにも対応しやすいのが特徴です。

運び出しまで含めて一括で対応してくれるため、重たい冷蔵庫を自分で動かす必要はありません。高層階や車のない家庭でも安心して処分を進められます。

項目内容
回収費用  リサイクル料+2,000〜6,000円(業者によって異なる)
特徴    搬出作業込み/日時指定対応/即日対応可能  
向いている人 急ぎの処分が必要な人/搬出に不安がある人/他の不用品も一緒に処分したい人

事前見積もりをしっかり取れば、思ったより費用を抑えられるケースもあります。

ほかの不用品とまとめて依頼すれば1点あたりの単価が下がることもあり、引っ越しや整理のタイミングには有効です。

指定取引所に自力で持ち込んで費用を抑える

冷蔵庫の処分にかかるコストを少しでも抑えたい人には、指定取引場所への直接搬入する方法もあります。郵便局でリサイクル券を購入し、処分対象の冷蔵庫を自分で取引所まで運ぶ仕組みです。

収集運搬費がかからないため、費用はリサイクル料金のみに抑えられますが、すべて自力対応になるため手間と労力はかかります。

項目内容
リサイクル料金約4,730円〜(メーカー・容量により異なる)
手続き方法郵便局で家電リサイクル券を購入
持ち込み先各自治体が指定する取引所(例:指定引取場所)
注意点車両の確保/積み下ろし作業はすべて自己対応

搬出・積載・運搬・降ろしまでをすべて自分で行う必要があるため、2人以上での作業が基本。軽トラックのレンタル代や人手の確保も含めて、実際に安く済むかどうかを事前に計算しておくと安心です。

自治体の回収サービスを利用する

自治体によっては、家電リサイクル法に基づく冷蔵庫の回収を受け付けている場合があります。対応エリアであれば、事前にリサイクル券を購入し、自治体指定の業者が指定日に自宅まで回収に来る仕組みです。

ただし、申し込み方法や出し方のルールは自治体ごとに異なり、日時指定も自由にできるとは限りません。希望するタイミングで出せるとは限らないため、引っ越しや買い替え時は早めの確認が必要です。

項目内容
費用の目安リサイクル料(約4,730円)+収集運搬費(500〜2,000円)
申し込み方法電話/自治体のホームページから予約
出し方のルール自宅前や指定場所に事前に搬出/立ち会い不要が多い
注意点日程調整の自由度が低い/予約が混み合うことも

リサイクル券は郵便局での支払いが必要な地域もあるため、余裕をもって準備するのがおすすめです。

リサイクルショップで買取査定してもらう

年式が比較的新しく、見た目や動作に問題がない冷蔵庫であれば、リサイクルショップでの買取を検討する価値があります。出張買取に対応している店舗もあり、自宅まで査定に来てもらえる場合もあります。ただし、冷蔵庫はサイズが大きく、運搬や在庫保管のコストがかかるため、条件に合わなければ引き取り自体を断られることもあります。

項目内容
対象年式製造から5〜7年以内が目安
査定条件動作確認OK/外装に目立つキズ・汚れがないこと
出張対応大型モデル中心に訪問買取あり(要事前確認)
注意点状態が悪い場合は「処分扱い」になることもある

売れる場合はリサイクル料や搬出費用がかからず、実質無料で処分できる手段としても有効です。ただし、期待したほどの値段がつかないこともあるため、事前に複数店舗で査定をとるのがおすすめです。

持ち込みではなく「出張査定ができるかどうか」を先に確認しておくと、無駄足になりません。

フリマアプリで売却して処分する

まだ使える冷蔵庫を少しでもお金に換えたいなら、メルカリやPayPayフリマといったフリマアプリを活用する方法もあります。状態が良ければすぐに売れることもありますが、大型家電は配送手配や梱包、搬出の手間がネックになりやすい点に注意が必要です。

と冷蔵庫は、サイズによって集荷サービスの対象外となるケースもあるため、出品前に対応サービスをしっかり確認しておきましょう。

項目内容
利用アプリメルカリ/PayPayフリマ/ラクマ/ジモティーなど 
配送手段  梱包・発送たのメル便(大型家電OK)推奨
相場価格小型:3,000〜7,000円|中型:5,000〜15,000円程度
注意点予約枠がすぐ埋まる/搬出立ち会いが必要/破損トラブルも 

購入者とのやりとりや発送スケジュールの管理も含めて、ある程度時間と手間をかけられる人向けです。

知人に譲る・リユース掲示板で無料処分する

まだ使える冷蔵庫であれば、知人に譲ったり、リユース掲示板を使って引き取ってもらう方法もあります。代表的なのは「ジモティー」や地域の掲示板。費用をかけずに処分できるのが最大の利点です。

ただし、運搬手段の確保や、相手とのやりとりはすべて自分で対応する必要があります。タイミングが合わなかったり、直前キャンセルされるリスクもあるため、時間に余裕がある人向けの方法といえます。

項目内容
主な手段知人への譲渡/ジモティー/地元掲示板など
費用原則無料(運搬代が発生する場合あり)
注意点故障時のトラブル/動作確認のすれ違い

やり取りはチャットだけで済む場合もあれば、実際に会って説明が必要なことも。

動作確認や年式・製造メーカーの情報は、事前にわかりやすく伝えておくとトラブル防止につながります。

引っ越し・遺品整理のサービスにまとめて依頼する

引っ越しや実家の整理などで家中の不用品を一括処分したい場合は、冷蔵庫の回収も含めて業者に任せる方法があります。引っ越し業者や遺品整理の専門サービスでは、家電の運び出しから分別・回収まで一括で対応してくれます。

項目内容例
処分費用冷蔵庫単体で6,000〜10,000円(内容により変動)
対応内容 家具・家電の運び出し/仕分け/一括回収   
特徴家電以外もまとめて依頼できる/搬出込み
向いている人実家整理・引っ越し・高齢の家族の住まい片付けなど

冷蔵庫だけでなく、タンスや寝具なども一緒に処分できるため、1点ごとに頼むよりトータルの手間も費用も抑えられるのが魅力です。手続きも電話一本、またはLINE見積もりで完了する業者も多いため、時間がない人にも向いています。

冷蔵庫の処分にかかる費用目安|リサイクル料・搬出料・追加費用

冷蔵庫の処分には「リサイクル料金」だけでなく、運搬費や追加作業費が発生する場合があります。見積もりの段階で正確な金額を把握しておかないと、回収当日に予想外の請求になることも。ここでは、メーカー別のリサイクル料金から、処分方法ごとの総費用、さらに追加料金がかかりやすい条件まで整理して紹介します。

メーカー別の冷蔵庫リサイクル料金一覧

冷蔵庫を処分する際にかかる「リサイクル料金」は、メーカーや容量によって金額が異なります。基本的には170L以上と170L未満で区分され、国内主要メーカーごとに料金が設定されています。

メーカー名170L以下(税込)171L以上(税込)備考 
パナソニック3,740円4,730円家電リサイクル法Aグループ
日立3,740円4,730円家電リサイクル法Aグループ
シャープ3,740円4,730円家電リサイクル法Aグループ
東芝3,740円4,730円家電リサイクル法Aグループ
三菱電機3,740円4,730円家電リサイクル法Aグループ
ハイアール5,200円5,600円指定法人(料金高め)
アクア5,200円5,600円同上
アイリスオーヤマ5,200円5,600円同上
ドメティック5,599円 6,149円指定法人(特殊扱い・最も高額)
メーカー別の冷蔵庫リサイクル料金一覧

処分方法ごとの総費用比較(量販店・自治体・業者)

リサイクル料金以外にも、収集・搬出・手続きの代行などに別途費用が発生します。どの手段を選ぶかによって、トータルの負担金額は大きく変わります。

処分方法リサイクル料収集・搬出費用の目安合計費用の目安備考
家電量販店約4,730円1,650〜2,200円6,380〜6,930円前後買い替え時のみ対応の店舗あり。リサイクル券は店舗で手続き可能
自治体経由の回収約4,730円500〜2,000円5,230〜6,730円前後自治体によって申込方法・日時が異なる。回収不可エリアもある
不用品回収業者約4,730円3,000〜6,000円(目安)7,730〜10,730円前後搬出付き・即日対応可。相見積もり推奨
指定取引所に搬入約4,730円0円(自己搬出)4,730円〜リサイクル券事前購入が必要。自家用車+体力が必要

処分方法を選ぶときは、「時間の余裕があるか」「自分で運べるか」「他にも処分したい物があるか」といった条件を整理しておくと、余計な出費を避けやすくなります。

追加料金がかかるケースとは?

業者に依頼する場合、現地での作業内容によっては追加料金が発生することがあります。とくに階段作業や大型搬出、深夜・遠方対応などは別料金になることが多いため、見積もり段階で確認しておくことが大切です。

追加作業内容料金の目安発生しやすい状況
階段搬出(2階以上)1,000〜3,000円エレベーターなし/幅が狭い通路など
夜間・早朝作業2,000〜5,000円18時以降の回収希望
吊り作業5,000円〜ベランダ搬出/玄関から出せない場合など
遠方エリア加算1,000円〜郊外・山間部など一部地域

追加費用は業者によって基準が異なります。トラブルを防ぐには、見積もり時点で「階段作業あり」「玄関から出せない可能性」などの状況をきちんと伝えておくことが重要です。

冷蔵庫を安く処分したい人がやるべき4つの工夫

冷蔵庫の処分には最低でもリサイクル料金がかかりますが、手段を工夫すれば数千円の節約も可能です。条件に合った方法を選べば、負担を抑えながらスムーズに処分できます。ここでは、少しでも費用を減らしたいときに試せる4つのテクニックを紹介します。

家電量販店の下取りキャンペーンを活用すればほぼ無料

家電量販店の中には、冷蔵庫の買い替え時に「下取りキャンペーン」を実施していることがあります。大手家電量販店では、購入と同時に古い冷蔵庫を引き取ってくれるうえ、ポイント還元やキャンペーンで実質無料〜格安で処分できることもあります。

店舗名リサイクル料金+運搬費下取り・特典内容例
ヤマダデンキ約5,940〜8,305円買い替えでポイント還元あり
ビックカメラ約5,390〜7,800円処分のみの引取も対応(別料金)
ケーズデンキ約5,940〜8,030円下取り時の条件が明確で使いやすい

ポイントサイトや期間限定キャンペーンを併用すれば、さらに処分費を実質カットできます。

売れる冷蔵庫なら「買取」で処分費用をゼロにできることも

まだ使える冷蔵庫を処分したい場合は、リサイクルショップやフリマアプリ、業者への売却を検討してみましょう。状態や年式によっては数千円〜1万円以上で買い取ってもらえるケースもあり、売却益で処分費用をまかなえることもあります。

なかでも170L以下の小型冷蔵庫や、5年以内に製造された機種は需要があるため、買取対象になりやすい傾向があります。

チェック項目内容例
買取対象製造5〜7年以内/動作に問題なし/目立つキズや臭いがない
主な売却手段リサイクルショップ/出張買取/メルカリ・ジモティー等の個人売買
注意点梱包や搬出が自己対応になる/売れ残ると処分タイミングを逃す場合も

売却できればリサイクル料どころか、プラスで現金化できる可能性もあります。

配送事故や交渉トラブルを避けるため、事前に動作確認や清掃を済ませてから出品・査定に出すのがコツです。

リサイクル券+自己搬入で費用を最小限に抑える

冷蔵庫が170L以下の小型モデルで、自家用車を使える環境にあるなら「指定引取場所への自己搬入」がもっとも安く処分できる方法です。

郵便局で家電リサイクル券を購入し、自分で指定された回収拠点まで冷蔵庫を運び込む流れになります。収集運搬料がかからないため、かかる費用はリサイクル料のみで済みます。

チェック項目内容例
リサイクル料約3,740円(パナソニック製・170L以下の場合)
費用総額3,740円のみ(自己搬出のため追加費用なし)
必要な準備郵便局でリサイクル券の購入/自家用車の確保
注意点 積み下ろしを含めすべて自力作業

ただし、冷蔵庫は重量があり、運び出しに人手が必要なことも多いため、無理は禁物です。軽トラックや助手の確保ができるかどうかも含めて、事前に段取りを整えておくと安心です。

他の不用品とまとめて業者に依頼する

冷蔵庫1点だけを業者に依頼すると、収集・搬出費用が割高になります。そこで、ほかの家具や家電も一緒に処分したい場合は「まとめて依頼する」ことで単価を下げることができます。パック料金制を導入している業者も多く、うまく活用すれば冷蔵庫1点あたりの費用が大きく抑えられます。

家全体の整理や複数品目の処分があるときは、冷蔵庫単体で依頼するより圧倒的にコストパフォーマンスが良くなります。

冷蔵庫を処分する前にやっておきたい準備と注意点

冷蔵庫の処分は「ただ捨てる」だけでは済みません。水漏れや床の傷、回収不可トラブルを避けるためには、事前にいくつか準備しておくことが欠かせません。

電源はいつ切る?霜取りは前日までに済ませる

処分前には最低でも前日には電源を切るのが基本です。冷却機能が止まると霜や水が発生するため、内部の霜取りや水抜き作業が必要になります。タイミングが遅れると水漏れの原因になり、床や家具を濡らすおそれがあります。

製氷機能付きの冷蔵庫は製氷皿や給水タンクの水抜きも忘れずに行いましょう。

中の食品や付属品をすべて取り出しておく

冷蔵庫の中に残っている食品は、前日までに使い切る・譲る・処分するなどして空にしておく必要があります。製氷皿、トレー、棚板などの取り外し可能な部品も外して安全に搬出しましょう。

取り扱い説明書や保証書が残っていれば、譲渡や売却の場合は一緒に渡すとスムーズです。

搬出経路の確保と養生でトラブルを防ぐ

玄関や廊下、エレベーターまでの搬出ルートは、通路を確保しておくことが大切です。床や壁を傷つけないように、カーペットや段ボールで養生をしておくと安心です。引き出しが飛び出さないように、テープや紐で固定しておくと作業もスムーズになります。

ドアが狭くて通らない場合もあるため、事前にサイズを測っておくと回収トラブルを回避できます。

処分当日の立ち合い準備も忘れずに

家電量販店や不用品回収業者を利用する場合は立ち合いが必須です。予約時間の前には作業しやすい状態にしておき、スムーズに搬出できるよう準備しましょう。業者によっては事前精算や連絡不通などで回収不可になることもあるため、当日の電話連絡が取れるようにしておくことも重要です。

冷蔵庫の処分で不用品回収業者を選ぶときの注意点

冷蔵庫の処分を不用品回収業者に依頼する場合、スピードや手間の少なさが大きなメリットになります。ただし、業者によって料金体系や対応内容に差があるため、事前に確認しておくべきポイントがあります。

料金の安さだけで選ぶとトラブルの元

不用品回収業者の中には「軽トラック積み放題」など一見お得なプランを掲げるところもありますが、実際は以下のような追加費用が発生しやすくなります。

追加費用が発生するケース
  • 階段作業・玄関からの搬出が難しい場合の作業料
  • 夜間・早朝対応による時間外料金
  • リサイクル料・搬出費込みと書かれていても税込表記でない

許可の有無や運営実態もチェック

「回収無料」や「どこよりも安い」といった業者は、許可を持たずに営業している場合もあります。そのまま依頼してしまうと、不法投棄やトラブルの責任を負わされることも。

チェック項目解説
一般廃棄物収集運搬許可自治体が出す正式な許可。自治体回収が必要な地域では特に重要
古物商許可中古品買取が含まれる場合は必須
法人名・所在地・固定電話責任の所在が明確かどうかを確認できる要素
チェックすべき基本情報

実際に利用した人の口コミを比較しよう

実際に業者を使った人の体験談やレビューは、ホームページではわからない部分を補ってくれます。

口コミで確認するポイント
  • 電話対応がスムーズだったか
  • 作業前に丁寧な説明があったか
  • 予定どおりに来てくれたか
  • 家の中を傷つけないよう配慮されていたか

業者によっては、SNSやGoogleマップに口コミがあることもあります。単に「高評価」ではなく、具体的なエピソードがあるかに注目して読みましょう。

無料回収をうたう業者に注意|逆に高くつくことも

「無料回収」と宣伝している業者の中には、回収後に高額な追加請求をしてくる悪質業者も存在します。料金トラブルの多くは「無料と聞いていたのに、後で運搬費や作業費を請求された」というものです。

チェック項目解説
回収費用が事前に明示されているか総額表示がない業者は避けた方が安全
古物商許可や一般廃棄物許可があるか許可のない業者は処分ルートが不明瞭
契約内容を口頭ではなく書面でもらえるかトラブル時の証拠になる

あまりに安すぎる提示をされた場合は、一旦冷静に比較検討することが大切です。

冷蔵庫の処分方法に関するよくある質問や疑問

回収当日に料金が変わることってあるの?

あります。追加料金が発生しやすいのは、事前に伝えていた条件と実際の現場状況が違っていた場合です。たとえば「階段しか使えなかった」「冷蔵庫が想定より大型で搬出に時間がかかった」などが典型です。

冷蔵庫が大きすぎて玄関から出なかったらどうする?

玄関からの搬出が無理な場合は、ベランダからの吊り下げ作業や、一時的なドア取り外しといった特別対応が必要になることがあります。これらは通常の料金には含まれておらず、追加費用がかかります。

「無料回収」って本当に無料なの?

無料で回収してくれる業者も存在しますが、条件付きであることが多く、すべての人に当てはまるわけではありません。「まだ使える冷蔵庫のみ無料」「自宅前まで搬出済みの状態限定」など、実際にはハードルが高いこともあります。

また、無料とうたっておきながら、回収後に「運搬費」や「作業費」を追加請求する悪質業者もいるため注意が必要です。料金がはっきりしていない場合は、事前に総額を確認することが重要です。

家電量販店で買ってない冷蔵庫でも引き取ってもらえる?

一部の店舗では、買い替えでなくても「単品回収」や「他社製品の処分」に対応しています。ただしこの場合、収集運搬料が割高になったり、引き取りを断られることもあるため、店舗によって条件を確認する必要があります。

処分する冷蔵庫の中身は空にしておくべき?

完全に空にしておくのが基本です。食品だけでなく、製氷機の水、製氷皿、引き出しトレー、コンセントなども事前に外しておくと、作業がスムーズになります。また、前日に電源を切って霜取りをしておかないと、水漏れで床が濡れることもあるため注意。

回収の立ち合いは必要?

不用品回収業者や家電量販店の引き取りでは、基本的に立ち会いが必要です。ただし、事前精算・屋外に搬出済み・管理人との立ち合い代行など、条件によっては立ち会い不要なケースもあります。

引っ越しの時にまとめて回収してもらえる?

はい、引っ越し業者の中には、オプションで大型家電の引き取りを行っているところがあります。冷蔵庫のほか、洗濯機・テレビ・ベッドなども一緒に処分できるため、手間を減らしたい人には便利です。料金は処分費用+引き取り手数料で構成されますが、荷物量によって割安になることもあります。

実際に冷蔵庫を処分してみた体験談|迷ってから動いたリアルな流れと費用

実家の2階に置いてあった15年物の冷蔵庫。もう使わないから処分してくれと母に言われ、軽い気持ちで「はいはい」と返事をしたものの、いざ動き始めてみると想像以上に面倒だった。調べて最初にわかったのは、「冷蔵庫は粗大ゴミに出せない」という事実だった。

自治体で処分しようとして断念|「持ち込み?無理無理」

まず市の粗大ゴミ窓口に問い合わせた。サイズや種類を伝えると、担当の方は申し訳なさそうに「それ、家電リサイクル法の対象なのでうちでは扱えません」と回答してくれた。代わりに教えてくれたのが、指定取引所への持ち込みという選択肢。

しかし、調べてみると指定場所は車で40分の距離。リサイクル券は郵便局で事前に購入しなければならず、搬出のためには軽トラを借りて人手も確保する必要がある。階段搬出もあるため、自力で運び出すのは現実的ではなかった。

持ち込みを試そうとして分かったこと
  • 軽トラが必要(レンタカー+人手で約1万円)
  • リサイクル券は郵便局で事前購入(平日しか開いてない)
  • 階段搬出があるので1人では無理

一応、友人に頼んで2人でやる案も考えたが、スケジュール調整や車の手配などを考えると気が重くなり、あっさり断念した。

家電量販店と業者で悩んで比較|決め手はその日のうちに来てくれるか

自治体が無理なら、次に考えたのは量販店。ちょうど近所にヨドバシがあったので電話で聞いてみたところ、「冷蔵庫購入なしでも引き取りは可能です」とのこと。ただ、最短でも来訪は5日後。費用はリサイクル料+収集運搬料で5,000円前後だった。

一方、ネットで見つけた不用品回収業者にも連絡してみた。LINEで冷蔵庫の写真を送り、階段の有無などを伝えると、1時間もかからずに見積もりが返ってきた。「今日の17時、対応可能です。税込8,000円で、2人で伺います」。

当日中に対応してくれるスピードと、養生・搬出まですべて任せられる安心感が大きかった。多少高くても、段取りをすべて任せられる方が楽だと感じ、業者に決めた。

当日の作業と実際にかかった料金|高いけど納得

約束の時間ぴったりに2人のスタッフが到着。簡単に状況確認をした後、冷蔵庫のサイズを測り、搬出ルートを下見してくれた。階段の曲がり角はやや狭かったが、床に段ボールを敷いてしっかり養生してくれたので、安心して任せられた。

作業そのものは20分ほど。あっという間に冷蔵庫がなくなった玄関を見て、母が「こんなにスムーズなら最初から頼めばよかった」と漏らしていたのが印象的だった。

支払った金額はリサイクル料が4,730円、搬出・運搬が3,300円の合計8,030円。手渡しで支払い、リサイクル券の控えと領収書を受け取ってすべて完了。高いか安いかでいえば、家電量販店の方が安い。でも、「すぐ来てくれる」「運び出してくれる」安心感に数千円出すのは、むしろコスパがいいとすら感じた。

この経験からわかったことは、冷蔵庫など大型家電の処分は方法を知っているかがすべてということ。

知識がなければ時間も手間も無駄にするし、選択肢を知らなければ高くつく。そして、処分って「安さ」だけじゃなく「早さ」や「負担の少なさ」も大事だということを実感した。

まとめ|冷蔵庫処分は「費用・手間・条件」で最適な手段を選ぼう

冷蔵庫は粗大ゴミでは捨てられず、家電リサイクル法に基づいた正しい手続きが必要です。処分方法は一つではなく、購入店・処分時の状況・冷蔵庫の状態によって最適な方法は変わってきます。

「できるだけ早く処分したい」「運び出せない」「引っ越しまでに片付けたい」場合は、不用品回収業者が有力な選択肢。一方で、車で搬入できる・手間をかけられる人なら、リサイクル券を使って指定場所に持ち込むのが最も安く済みます。

回収費用だけを見て選ぶと、搬出条件や追加費用で結果的に高くつくこともあるため、「料金の内訳」「作業の手間」「予約の取りやすさ」など、トータルで比較してから判断することが大切です。

このサイトでは不用品回収歴8年のプロが、信頼できる不用品回収業者の選び方や捨て方がわからない物のお得な処分方法について紹介しています。

相見積もり先や安心して利用できる不用品回収業者を探していたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。


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